九州沖縄農研センター>>第二期旧研究チーム>>低コスト稲育種九州サブチーム>>極良食味早生新品種「きぬむすめ」
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■ ピッカピカにおいしい温暖地向き品種「きぬむすめ」 | |||||||||||||||||||||||||
●「きぬむすめ」は「日本晴」熟期の早生品種です。 |
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●食味はこの熟期として非常に良好で,コシヒカリと同等か,栽培地域によってはコシヒカリを上回る食味特性を発揮します. |
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●収量性や品質など他の形質のバランスが良く,栽培適地の広い優良系統です. | |||||||||||||||||||||||||
●島根県で2009年は3000haの作付けがあり、販売も好評で2010年はさらに作付けが伸びる見込みです。さらに、大阪府、鳥取県、和歌山県,山口県、兵庫県でも奨励/認定品種に採用され、さらにいくつか県でも採用が検討されています。 | |||||||||||||||||||||||||
●2008年作付け用から民間採種業者からも種子が販売されています。 | |||||||||||||||||||||||||
●近畿・中国・四国地域の日本晴熟期共同品種選定試験で「コシヒカリ」「ヒノヒカリ」を上回る収量性と品質を示し、地域共通の品種に選定されました.→●プレスリリース資料へ |
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きぬむすめの特性
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![]() ○きぬむすめの草姿 |
![]() きぬむすめ(左)、日本晴(右)の稲株 |
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![]() きぬむすめ(左)、日本晴(右)の玄米 |
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近畿〜九州地域における7カ年の試験で、きぬむすめはほとんどの試験地でコシヒカリ・ヒノヒカリ並の食味を示し、食味が安定して優れていることが明らかになりました |
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きぬむすめは、品質や食味の良さが評価され、近畿・中国・四国地域で普及が急速に進んでいます。島根、大阪、鳥取、和歌山、兵庫、山口の6府県で奨励/認定品種に採用され普及が進んでいます。 | ||||||||||||||||||||||||
(2010.03.18) ![]() |