Navigation>>九州沖縄農業研究センター >> 研究成果情報 >> 平成15年度目次

インターネットで利用できる病害虫診断支援システム


[要約]
水稲・麦類・大豆の病害虫を、インターネットを利用して検索、閲覧できるシステムを開発した。このシステムでは、発生部位と症状を選択することで対象病害虫を検索できる。

[キーワード]
病害虫診断支援、インターネット

[担当]
佐賀農業セ・企画流通部・情報システム研究室

[連絡先]0952-45-2141	
[区分]九州沖縄農業・情報研究	
[分類]技術・普及	

[背景・ねらい]
これからの農業情報の提供あるいは収集においてインターネットは重要な役割を果たすと考えられる。そこで、インターネットを利用して、病害虫による被害症状や防除対策を簡便な方法で検索・提供するシステムを開発する。

[成果の内容・特徴]
  1. このシステムにおける病害虫の診断は、病害虫名の一覧から病害虫を選択する方法と、病害虫の発生部位と症状の種類を選択して該当する可能性の高い病害虫の一覧を表示し、そのリンクをたどる方法がある(図1)。

  2. 病害虫を選択すると、全体的な症状についての説明と特徴的な症状画像を表示し、さらに耕種的防除対策が表示される。

  3. このシステムは、佐賀県のホームページ内の農業試験研究センターのサイト(http://www.pref.saga.jp/nourin/nougyoushikensenta/kenkyu/nouse/index.html)で利用できる。

[成果の活用面・留意点]
  1. 対象となる作物は、水稲、麦類、大豆で対象となる病害虫は佐賀県において発生がみられるものである。

  2. このシステムは、JavaスクリプトとPHPを用いて作成しており、Netscape Navigator 3.0以上、Internet Explorer 4.0以上で閲覧が可能である。

[具体的データ]

図1 病害虫診断支援システムの流れと表示例

[その他]
研究課題名:インターネットを利用した農業情報提供システムの開発
予算区分 :県単
研究期間 :2000〜2003年度


目次へ戻る