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蒸気乾燥トウフ粕の肉用鶏用飼料への利用


[要約]
蒸気乾燥トウフ粕を肉用鶏用飼料原料として利用する場合、配合割合が5%以内であれば、市販配合飼料と同等の育成成績が得られる。

[キーワード]
肉用鶏、蒸気乾燥トウフ粕

[担当]
福岡県農総試・家畜部・家きんチーム

[代表連絡先]電話092-925-5232	
[区分]九州沖縄農業・畜産草地(豚・鶏・畜産環境)	
[分類]技術・参考	

[背景・ねらい]
県内で開発された蒸気乾燥トウフ粕は水分が4%と低く保存性に優れ、大豆粕の代替飼料として肉用鶏用飼料原料への利用が期待できる。当初この蒸気乾燥トウフ粕の代謝エネルギー(ME)値は不明であったが、採卵鶏を用いた出納試験の結果から、958kcal/kgと判明した。そこで、この値を利用して、市販配合飼料と同等の粗蛋白(CP)及びME値となるように設計した蒸気乾燥トウフ粕配合飼料を肉用鶏に給与し、飼料原料として利用可能であるかどうかを明らかにする。また、植物性飼料原料の細胞内栄養素の利用率を高めるペクチナーゼ系植物細胞膜分解酵素を、蒸気乾燥トウフ粕配合飼料に添加し、育成成績等に及ぼす影響についても併せて検討する。

[成果の内容・特徴]
  1. 蒸気乾燥トウフ粕を10%以上配合した飼料を肉用鶏に給与した場合、市販配合飼料と比較して、生体重は有意に減少するが、配合割合を5%以下にすれば、市販配合飼料を給与した場合と同等の育成成績が得られる。(表1表2)

  2. 蒸気乾燥トウフ粕10%配合飼料にペクチナーゼ系植物細胞膜分解酵素を添加し給与すると、酵素未添加の蒸気乾燥トウフ粕10%配合飼料給与時と比較して増体性は改善する。(表2)

[成果の活用面・留意点]
  1. 蒸気乾燥トウフ粕を肉用鶏用飼料として利用する際の資料とする。

[具体的データ]

表1 トウフ粕配合割合の違いが育成・解体成績に及ぼす影響


表2 トウフ粕10%配合飼料への酵素添加の影響

[その他]
研究課題名:蒸気乾燥トウフ粕の飼料利用技術
予算区分 :県単
研究期間 :2002〜2004年度


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