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キンギョソウ収穫後に不耕起栽培できるトルコギキョウ、シンテッポウユリ


[要約]
トルコギキョウ及び、シンテッポウユリは、キンギョソウの後作として不耕起栽培することができ、切り花品質は耕起栽培と同等である。

[キーワード]
キンギョソウ、トルコギキョウ、シンテッポウユリ、不耕起栽培

[担当]
長崎総農林試・作物園芸部・花き科

[代表連絡先]電話0957-26-3330	
[区分]九州沖縄農業・野菜花き	
[分類]技術・普及	

[背景・ねらい]
キンギョソウの年内開花後の夜温管理による3月開花技術の確立により、キンギョソウの栽培が終了した4月から次のキンギョソウの定植を行う9月上旬までの5ヶ月間を利用し、ハウスの有効利用を図ることができる。
そこで、後作のローテーション品目として、トルコギキョウ、シンテッポウユリを取り上げ、改植の省力化をはかるため不耕起栽培技術を確立する。

[成果の内容・特徴]
  1. トルコギキョウは不耕起栽培することができ、切り花品質は慣行栽培と同等である(表1)。

  2. シンテッポウユリは、不耕起栽培することができ、切り花品質は慣行栽培と同等である(表2)。

[成果の活用面・留意点]
  1. 施肥は、生育を見ながら追肥を行う。

[具体的データ]

表1 トルコギキョウ定植時の耕起の有無と切り花品質(2003年)


表2 シンテッポウユリ「雷山1号」定植時の耕起の有無と切り花品質(2004年)

[その他]
研究課題名:施設花きの低コスト・省力生産技術確立
予算区分 :県単
研究期間 :2002〜2005年度


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