[要約]
イネ茎葉部の酵素分析値および推定TDN濃度には品種・系統間差が認められ、イネ茎葉部について栄養価に関する選抜ができる。
[キーワード] | 飼料イネ、茎葉部、酵素分析値、推定TDN、「関東飼206号」 |
[担当] | 長野県畜産試験場草地飼料部、長野県農事試験場育種部 |
[連絡先] | 0263-52-1188、026-246-9783 |
[区分] | 関東東海北陸農業・関東東海・総合研究 |
[分類] | 技術・参考 |
[背景・ねらい]
イネ茎葉部の栄養価は山羊を用いた消化試験に基づき飼料成分から栄養価を推定することは可能である。一般に飼料作物においては、茎葉部は養分の供給源として働くため登熟するに伴い茎葉部の繊維含量は増加することが知られている。イネ茎葉部の飼料成分は、消化性において品種間差があることが報告されているが、茎葉部の消化性を子実部分との関係から考察した報告は少ない。したがって、イネ茎葉部の飼料成分とイネ子実部分の関係を明らかにしイネ茎葉部について栄養価に関する選抜ができるか検討する。
[成果の内容・特徴]
[成果の活用面・留意点]
[具体的データ]
[その他]
研究課題名 | :飼料イネに対応した省力化生産・調製・利用技術の確立 |
予算区分 | :地域基幹研究 |
研究期間 | :1999〜2001年度 |
研究担当者 | :百瀬義男、久保田基成、中澤伸夫、原拓夫 |
発表論文等 | :平成13年度日本草地学会大会発表会講演要旨集 p242-243 |