[要約]
イチゴの高設ベンチ上でメロン植物体を懸垂誘引することにより、高さ制限のある施設内でもアールス系メロンの栽培が可能となる。懸垂誘引では、生育・作業上の理由から、ベッド上30cmで茎を下向きに折り曲げる方式が最適である。イチゴとメロンを組み合わせることにより、高設ベンチの利用率は向上する。
[キーワード] | イチゴ、高設ベンチ、懸垂誘引、アールス系メロン、利用率 |
[担当] | 愛知農総試・豊橋農業技術センター・園芸研究室 |
[連絡先] | 0532-61-6235 |
[区分] | 関東東海北陸農業・関東東海・野菜 |
[分類] | 技術・普及 |
[背景・ねらい]
高設ベンチ方式によるイチゴ栽培が急速に普及している。しかし、イチゴの端境期(6〜8月)には、これら施設・装置の多くは十分利用されていない。そこで、観光農園を含めてイチゴ施設の高度利用を図るため、既存のイチゴ用高設ベンチを用い、高さに制約のある施設内でもメロン栽培を可能にする誘引技術を開発する。
[成果の内容・特徴]
[成果の活用面・留意点]
[具体的データ]
[その他]
研究課題名 | :高設ベッドを利用したメロンの栽培技術の検討 |
予算区分 | :県単 |
研究期間 | :1998〜2000年度 |
研究担当者 | :樋江井清隆、河合 仁、菅沼健二 |
発表論文等 | :1)樋江井ら(1998)園学雑 67(別2):337. 2)樋江井ら(2001)愛知農総試研報 33(投稿中) |