ワサビのべたがけ栽培による生育促進 |
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[要約] | ||||||
ワサビ田における用水の温度は、周年、ワサビの生育適温に近接している。保温力の高い長繊維不織布を用いたべたがけは、被覆下の気温を水温に近づけ、より生育適温に近づける効果がある。このため、べたがけ栽培は、慣行栽培に比べて生育を促進し、収量を増加させる。 |
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![]() [キーワード]ワサビ、べたがけ、環境調節、生育、収量 |
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![]() [担当]東京都農業試験場・園芸部・野菜研究室 [連絡先]電話 042-524-3191 [区分]関東東海北陸農業・野菜 [分類]技術・普及 |
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[背景・ねらい] | ||||||
東京都奥多摩町は、町の農業生産額の6割をワサビが占める全国有数の産地である。ワサビの生育適温は8〜18℃とされ、良質で高収量を得るにはこの条件を確保することが重要である。水量豊富な湧水はこの条件を満たすために貴重な資源であり、良質な水源をもつ山間地域で産地が形成されてきた。そこで、ワサビ田の用水の持つ環境機能をより有効活用するために、べたがけによる夏季の気温低下や冬季の気温上昇などの環境改善を試み、生育促進や増収を図る。 |
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![]() [成果の内容・特徴] |
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![]() [成果の活用面・留意点] |
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![]() [その他] |
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研究課題名:奥多摩産ワサビの栽培環境と品質 |
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