製麺残さを利用した交雑種去勢牛肥育 |
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| [要約] | ||||||||
製麺残さ(乾燥ゆでそば)の濃厚飼料に対する代替率を原物重量比で0%、15%、30%とした3試験区を設定し肥育試験を実施したところ、増体成績および枝肉成績に悪影響は認められず、濃厚飼料の30%まで乾燥ゆでそばでの代替が可能であり、コスト低減に寄与できる。 |
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[キーワード]肉用牛、製麺残さ、そば、交雑種去勢牛 |
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[担当]千葉畜総研・生産技術部・肉牛研究室 [代表連絡先]電話043-445-4511 [区分]関東東海北陸農業・畜産草地(大家畜) [分類]技術・普及 |
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| [背景・ねらい] | ||||||||
肉用牛肥育経営に占める飼料費は生産費(素畜費を除く)の約70%に及び、その中の大部分を占める濃厚飼料(穀類)は、そのほとんどを輸入に依存している。したがって、食品工場から恒常的に出される食品残さが有効利用できれば、低コストでの肥育が可能になるとともに輸入飼料依存度を減少させることができる。 |
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[成果の内容・特徴] |
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平均9か月齢の交雑種去勢牛9頭(すべて県内産)を用い、肥育期を前期(5か月間)、中期(5か月間)後期(6か月間)に分け、24か月齢でと畜した。供試飼料の粗飼料はモミ殻(原物重量比50%)と切断稲ワラ(同50%)で濃厚飼料(市販配合飼料)と混合し、自由採食とした。粗濃比は原物重量比で前期25:75、中期15:85、後期10:90とし、市販配合飼料の乾燥ゆでそば代替率を原物重量比で0%(対照区),15%(15%区),30%(30%区)の3区を設定し肥育試験を実施した。 |
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[成果の活用面・留意点] |
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[その他] |
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研究課題名:乾燥ゆでそば給与が交雑種去勢牛肥育に及ぼす影響 |
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