干し柿「市田柿」の加工は適熟果を使用する |
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| [要約] | ||||||||
未熟な原料果実から加工した干し柿「市田柿」は、貯蔵中に粉の戻りが発生しやすく、商品価値が低下するので、干し柿「市田柿」の加工には適熟果を使用する。 |
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[キーワード]干し柿、市田柿、未熟果、適熟果、戻り |
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[担当]長野南信農試・栽培部 [代表連絡先]電話0265-35-2240 [区分]関東東海北陸農業・果樹、流通加工 [分類]技術・普及 |
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| [背景・ねらい] | ||||||||
干し柿「市田柿」の果肉から滲出したブドウ糖は結晶化し白い粉となり干し柿の表面全体を覆う。この白い粉が溶解し消失すると干し柿の表面が溶けた糖分でべとつく。この状態は「戻り」と呼ばれ、商品価値が低下する。「戻り」は、干し柿の水分含有率が高い場合や、流通において適切に温度管理(20℃以下)されない場合に観察されるが、他の発生要因の解析は不十分である。未熟と適熟の原料柿を用い、干し柿に加工した場合の「戻り」の発生について検討する。 |
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[成果の内容・特徴] |
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[成果の活用面・留意点] |
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[その他] |
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研究課題名:地域特産果樹「市田柿」の安定生産技術と新加工技術の開発 |
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