冬季の気温上昇がウメ「紅サシ」の果実生産に及ぼす影響 |
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| [要約] | ||||||||
ウメ「紅サシ」は、11、12月に温度を高くすると落蕾や不完全花が増加する。また、早期加温栽培すると開花・展葉の遅延、果肉細胞の減少などの現象がみられる。これらのことから気候温暖化による冬季の気温上昇は果実生産を不安定にすることが懸念される。 |
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[キーワード]ウメ、気候温暖化、不完全花、自発休眠、開花、展葉 |
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[担当]福井園試・ウメ研究グループ [代表連絡先]電話0770-32-0009 [区分]関東東海北陸農業・果樹 [分類]技術・参考 |
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| [背景・ねらい] | ||||||||
IPPC(気候変動に関する政府間パネル)は、2001年に地球の平均地上気温が20世紀に約0.6℃上昇したこと、21世紀末までにさらに1.4℃〜5.8℃の上昇が予測されることを科学的な根拠を示して明らかにしている。果樹栽培における気候温暖化の影響としては、カンキツやリンゴの栽培適地の北上が提起されているが、ウメ栽培への影響は明らかではない。そこで温暖化の影響を明らかにして、今後の対策の方向性を見いだす。 |
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[成果の内容・特徴] |
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[成果の活用面・留意点] |
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[その他] |
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研究課題名:ウメの簡易栄養診断に基づく着果負担軽減のための樹体管理技術の確立 |
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