成熟期後の降雨は小麦容積重を低下させる |
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[要約] | ||||||||
成熟期後の3回の降雨により10日程度刈遅れた場合、小麦容積重は30〜60g/L程度低下する。この容積重低下の要因として、粒の膨張(主因)と種皮表面の平滑さが低下することが挙げられる。ウシオコムギ、農林61号などは容積重の低下程度が比較的小さい。 |
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![]() [キーワード]コムギ、容積重、成熟期、降雨、刈遅れ、梅雨、早生化 |
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![]() [担当]愛知農総試・作物研究部・小麦指定 [連絡先]電話 0561-62-0085 [区分]関東東海北陸農業・関東東海・水田畑作物(冬作物)、作物・冬作物 [分類]技術・参考 |
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[背景・ねらい] | ||||||||
小麦の容積重は新たなランク区分基準の品質評価項目に採用され、833g/L以上が基準値とされ、840g/Lが品質取引の基準となっている。一方、小麦容積重に及ぼす栽培要因の影響についてはまだ十分解明されていない点が残されている。東海地域では小麦の成熟期が梅雨入りの時期と重なり、降雨により刈り遅れた年の容積重が低下した事例がみられる(JAあいち経済連資料)。そこで、成熟期後の降雨による刈り遅れが小麦容積重に及ぼす影響について、穂発芽性基準品種を含む25品種を用いて明らかにする。 |
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![]() [成果の内容・特徴] |
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![]() [成果の活用面・留意点] |
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![]() [その他] |
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研究課題名:温暖地多湿水田輪換畑向き早生良質小麦品種の育成 |
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