セルラーゼ剤によるトウガラシマイルドモットルウイルスの感染抑制 |
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| [要約] | ||||
市販の数種のセルラーゼ剤には、トウガラシマイルドモットルウイルスの感染を抑制する効果がある。ウイルス液と混合すると感染力が低下し、また、あらかじめピーマンの茎葉に噴霧処理することによって、その後の感染が抑制される。 |
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[キーワード]ピーマン、モザイク病、ウイルス病、セルラーゼ |
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[担当]中央農研・土壌肥料部・土壌生物研究室 [連絡先]電話029-838-8828 [区分]関東東海北陸農業・関東東海・土壌肥料、関東東海・病害虫(病害)、共通基盤・土壌肥料、病害虫(病害) [分類]科学・参考 |
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| [背景・ねらい] | ||||
トウガラシマイルドモットルウイルス(PMMoV)によるピーマンモザイク病は、果実の品質や収量を低下させて大きな経済的損失をもたらす重要病害である。PMMoVは感染力が強く管理作業によって少数の感染株から圃場全体に広がってしまう。そのため、地上部のウイルス感染を防ぐことが本病防除のひとつの大きなポイントとなる。これまでの研究で、PMMoV感染根を含む土壌にセルロースを添加することで、PMMoVの不活化が促進されることを見出した。セルロースを添加した土壌ではセルラーゼ生産微生物が増加するが、セルラーゼによるウイルスの不活化促進や感染抑制作用については報告がない。そこで、土壌微生物由来の市販セルラーゼ剤についてPMMoVの感染抑制効果を検討する。 |
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[成果の内容・特徴] |
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[成果の活用面・留意点] |
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[その他] |
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研究課題名:新規感染予防剤等によるトウガラシマイルドモットルウイルスの防除技術の開発 |
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