灰色低地土における水稲基肥一括肥料側条施肥の収量品質低下の危険性 |
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| [要約] | ||||||||
地力の低い灰色低地土において基肥一括肥料を側条施肥すると、株元に肥料があるため表層部分の根が多く、下層部分の根が少なく、収量、品質が低下する。グライ土で側条施肥すると収量は高くなるが、品質はわずかに低下する。 |
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[キーワード]灰色低地土、基肥一括肥料、全層施肥法、側条施肥法、下層根、収量、品質 |
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[担当]福井農試・作物・育種部・作物研究グループ [連絡先]電話0776-54-5100 [区分]関東東海北陸農業・北陸・水田畑作物 [分類]技術・参考 |
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| [背景・ねらい] | ||||||||
県内にはさまざまな土壌タイプが存在し、その地力や気象条件、稲の生育および養水分吸収過程は異っている。また、近年の稲作期間の高温化傾向から品質の低下が問題となっている。本研究では気象要因を除いて土質の違いをみるために、嶺南の灰色低地土内に試験場内のグライ土を持ち込んだ圃場において、福井県で軽労化の観点から主流になりつつある基肥一括肥料を用い、土質と全層施肥法および側条施肥法が根の発育、収量および品質へどのように影響するのかを調査した。 | ||||||||
[成果の内容・特徴] |
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[成果の活用面・留意点] |
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[その他] |
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研究課題名:水稲根群活力維持のための生育前歴条件の解明と栽培管理方法の開発 |
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