カンショ「べにまさり」のいも肥大制御技術 | ||||||||||
| ||||||||||
[要約] | ||||||||||
植え付け節数の違いは総いも収量や品質に影響は及ぼさないがサイズ別の収量に影響を与える。商品性の高い「べにまさり」生産にはL品・M品・S品の収量が最も増加する4節植えが適している。 | ||||||||||
[キーワード]カンショ、べにまさり、植え付け節数、いものサイズ、収量 |
||||||||||
[担当]茨城農総セ・農研・作物研究室、環境・土壌研究室 [代表連絡先]電話:029-239-7212 [区分]関東東海北陸農業・関東東海・水田作畑作 [分類]技術・普及 |
||||||||||
| ||||||||||
[背景・ねらい] | ||||||||||
「べにまさり」は粘質で焼き芋に大変向くことから県東部地域(鹿行地域)を中心に栽培され作付けが伸びているが、焼き芋には大き過ぎないM品が適しいる。また、L品は通常の箱詰め用として販売される他、M・S品は2〜3本を袋詰め(1袋600g)販売し高単価で販売されている。生産現場からはL品かつM・S品を増加させる栽培技術が要望されているが、「べにまさり」は大いも(2L品以上)や丸いもになり易い。そこで植え付け節数がいもの肥大に及ぼす影響を検討し商品性の高い「べにまさり」を生産する。 | ||||||||||
[成果の内容・特徴] | ||||||||||
以上、植え付け節数の違いは総いも収量や品質に影響は及ぼさないがサイズ別の収量に影響を与え、2節植えは2L品以上の大いも収量が、5節植えはL品収量が少なく2S品の小いも収量が多い。さらに標準の3節植えより4節植えがL品・M品・S品収量が多い。このことから商品性の高い「べにまさり」生産には7節7葉の直立4節植えが適している。 | ||||||||||
[成果の活用面・留意点] | ||||||||||
| ||||||||||
| ||||||||||
| ||||||||||
[その他] | ||||||||||
| ||||||||||
| ||||||||||
目次へ戻る |