水稲乾田直播栽培の早期播種における出芽苗立ち安定法 | ||||||||||
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[要約] | ||||||||||
2月下旬から3月中旬まで播種期を前進させた乾田直播栽培では、降雨後3日以上湛水しないように排水対策を行うとともに、種子消毒剤を塗沫して乾籾を播種する。レベラ整地後にディスク駆動式汎用不耕起播種機で播種することにより、出芽率は、2月下旬から3月上旬播種では55%以上、3月中旬以降の播種では70%以上となる。 | ||||||||||
[キーワード]水稲、乾田直播、早期播種、出芽不良、 出芽始期予測、種子消毒 |
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[担当]千葉農総研・生産技術部・水田作研究室 [代表連絡先]電話:043-292-0016 [区分]関東東海北陸農業・関東東海・水田作畑作 [分類]技術・参考 |
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[背景・ねらい] | ||||||||||
温暖地東部の早期栽培である千葉県において、乾田直播栽培の播種適期は4月中旬であり、排水施設等の圃場条件が整った地区で定着しているが、両総低地の水田では、4月に入ると地下水位上昇に伴って播種作業が困難となり、出芽不良が発生している。そこで、播種期を、周辺水田のかんがいが始まる前の、土壌水分の低い2月下旬から3月中旬まで前進させた場合の播種作業や出芽・苗立ちの安定化を図るため、早期播種における気象条件等が出芽に及ぼす影響を明らかにする。なお試験は、レベラ整地した中粗粒グライ土(壌土)圃場において、ディスク駆動式汎用不耕起播種機(深さ約3cm)により行った。 | ||||||||||
[成果の内容・特徴] | ||||||||||
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[成果の活用面・留意点] | ||||||||||
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[その他] | ||||||||||
研究課題名:早期播種による乾田直播栽培技術の改善 | ||||||||||
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