トウガラシマイルドモットルウイルスワクチン接種ピーマンの圃場での干渉能と収量 | ||||||
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[要約] | ||||||
トウガラシマイルドモットルウイルスから開発した植物ウイルスワクチン(弱毒ウイルス)は強毒ウイルスの感染に対して高い干渉効果を示し、また、本ワクチンを接種したピーマンの一作を通した果実収量は無接種の健全ピーマンと比較して有意な差はない。 | ||||||
[キーワード]ピーマン、植物ウイルスワクチン、弱毒ウイルス、臭化メチル、モザイク病、生物防除 |
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[担当]中央農研・生物的病害制御研究チーム [代表連絡先]電話:029-838-8481 [区分]共通基盤・病害虫(病害)、関東東海北陸農業・関東東海・病害虫(病害) [分類]技術・参考 |
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[背景・ねらい] | ||||||
ピーマンのトウガラシマイルドモットルウイルス(PMMoV)による土壌伝染性ウイルス病は、全国の主産地で経済的被害を発生させている。本ウイルス病の防除には、臭化メチル剤による土壌くん蒸が最も効果的であったが、本剤は不可欠用途を除き2005年に撤廃された。一方、本ウイルス病対策として抵抗性新品種の開発が精力的に進められたが、それら新品種の抵抗性を打破する新型ウイルス系統が各地の生産圃場で発生している。このような悪循環を回避するためには、現行栽培品種において十分な予防効果を発揮する植物ウイルスワクチン(弱毒ウイルス)の開発が必須である。そこで、栽培圃場で実用的な植物ウイルスワクチンを開発し、本ウイルス病の防除技術を確立する。 | ||||||
[成果の内容・特徴] | ||||||
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[成果の活用面・留意点] | ||||||
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[その他] | ||||||
研究課題名:誘導抵抗性等を活用した生物的病害抑制技術の開発 | ||||||
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