研究所トップ研究成果情報平成5年度

障害不稔発生時における刈取り適期


[要約]
不稔歩合別に「どまんなか」で、整粒歩合80%を得るための刈取り適期を積算 気温、青籾(帯緑籾)歩合によって示した。
山形県立農業試験場・置賜分場、稲作部、庄内支場・作物部、最北支場
[連絡先] 0238-47-2115
[部会名] やませ環境
[専門]  栽培
[対象]  稲類
[分類]  指導

[背景・ねらい]
冷害年次に障害不稔が発生した場合の「どまんなか」の刈取り適期を明らかにし、 高品質安定収量を得るため、籾数、不稔歩合と登熟歩合、品質の推移を検討した。

[成果の内容・特徴]
  1. 障害不稔が発生した「どまんなか」で、整粒歩合80%、青米歩合10%、薄茶米歩合 5〜10%を目標とした時、刈取り適期は次のようになる。なお、ここで示す青籾(帯緑籾) 歩合は稔実籾当たりの数値とする。
  2. 籾数3万〜3.5万粒/m2では、
      a. 不稔歩合が10±5%の時、出穂後積算気温で950〜1050度C、青籾(帯緑籾)歩合では 10〜15%である。
      b. 不稔歩合が25%以上の時、出穂後積算気温で800〜900度C、青籾(帯緑籾)歩合では 25〜30%である。
  3. 籾数3.5万粒/m2以上では、3万〜3.5万粒/mの場合と較べて、青籾 (帯緑籾)歩合は5〜10%多くなる。

[成果の活用面・留意点]
  1. 篩い遠別綱は1.9mmを使用する。
  2. 刈取り適期にはいると薄茶米が急に増加する傾向にあるので、刈遅れないようにする。

[その他]
研究課題名:水稲の生育診断および予測
予算区分 :県単
研究期間 :平成5年(昭和45年〜)
発表論文等:なし