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キュウリ断根セル苗生産技術


[要約]
片葉切断接ぎ苗(生研機構開発接ぎ木ロボット苗)を断根し、セル成型苗として 大量に育成する場合の苗の養成法は養生期間中の温度25〜30度C、湿度85〜95%、光 は2000〜3000lux程度、養生日数4日程度が適当であった。また同苗を育成するセル の大きさは、50〜72穴程度のセルトレイを用い、接ぎ木後8日程度で鉢上げする。
岩手県園芸試験場・野菜花き部
[連絡先] 0197-68-2331
[部会名] 野菜・花き
[専門]  栽培
[対象]  果菜類
[分類]  普及

[背景・ねらい]
労力を多く要するキュウリの生産を維持、拡大するためには、栽培の省力、平易化技術 を確立することが緊要となっている。その一貫として、高度の技術と多くの労力を要 する育苗分野のシステム化技術について検討した。

[成果の内容・特徴]
  1. 断根し、セルに挿した片葉切断接ぎ木苗の養生条件を検討した結果
      (1)養生期間中の温度管理は昼夜とも25〜30度C程度で生育が優れ、湿度は85〜95%程度 の多湿条件が必要である(表1)。
      (2)照度は、直射日光は避けるが、2000〜3500lux程度の、ある程度光を確保するはうが 苗の生育が良い(表2)。
      (3)活着率、成苗率、生育状況から養生期間は、接ぎ木後4日程度で十分である (表3)。
  2. セルトレイの効率的利用の観点からは、接ぎ木苗を挿すセルの大きさは50〜72穴程度の セルトレイとし、接ぎ木後8日前後で完全に活着させた後ポットに移植するのが 良い(表4)。

[成果の活用面・留意点]
接ぎ木は、は種後9〜10日目が適期で胚軸長5〜8cm程度の少湿管理をした苗を用いる。

[その他]
研究課題名:果菜類苗の大量育苗法
予算区分 :県単
研究期間 :平成5年(平成3〜5年)
発表論文等: