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稲刈機兼密植桑園用バインダー式条桑刈取機の開発


[要約]
密植桑園用バインダー式条桑刈取機を開発するため、 稲刈機(K社製RA30)を改良して、 部品の交換による稲刈と桑収穫の兼用機を開発した。
福島県蚕業試験場・栽桑部
[連絡先] 0245-77-0055
[部会名] 蚕糸
[専門]  機械
[対象]  桑
[分類]  普及

[背景・ねらい]
養蚕経営は水稲との複合経営が多くを占めるため、 同一機種で稲刈と桑収穫が兼用できれば合理的かつ経済性も高い。 そこで誰でも手軽に使用できるように小型・ 軽量および安価を目標に稲刈バインダーをベースにした 密植桑園用バインダー式条桑刈取機を開発した

[成果の内容・特徴]
  1. 9筒所の改良を行い、 稲刈機から桑収穫機へ変える際の部品交換は6箇所となった。
  2. 本機は2輪の跨畦式のため安定性が高く、 5〜6度以内の傾斜桑園でも収穫できる。
  3. 刈取速度を遅くして0.51m/sとした。
  4. 刈取高さは地上15〜24cmの範囲で自由に調整できる。
  5. 収穫時間は桑の場合35〜40分/10a、稲の場合60〜90分/10a と人力の10倍以上の能率である。
  6. K社よりRA30−DKとして一般に市販されることとなった。
    表 改造後の車速および刈取速度・速度比
    図1 RA30-DKによる桑収穫と稲刈り作業状況

[成果の活用面・留意点]

[その他]
研究課題名:密植桑園用バインダー式条桑刈取機の改良・開発
予算区分 :県単
研究期間 :平成4〜5年
発表論文等:稲刈用バインダーを改良し桑刈用に兼用化した密植用条桑刈取機の性能、東北農業研究(発表予定)