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東北地域の青森農試、青森農試藤坂支場、岩手農研、岩手農研銘柄米研、宮城県古川農試、秋田農試、山形農試庄内支場、福島農試相馬支場、東北農研及び東海地域の愛知農総試山間農研において1997年〜2000年に同じ品種を用いて葉いもち及び穂いもち検定を行い、その結果から基準品種を選定した。 |
| 2. |
葉いもち抵抗性基準品種として、抵抗性程度“極強”のランクを新たに追加し、“強”、“やや強”、“中”、“やや弱”、“弱”に34品種・系統を真性抵抗性遺伝子型“+”、“Pia”、“Pii”、“Pia+Pii”、“Pik、Pia+Pik”の区分毎に評価した(表1)。 |
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従来の葉いもち基準で“強”であった「トヨニシキ」、「トドロキワセ」は、“やや強”、“やや強”であった「サカキモチ」は、“中”と再評価した。 |
| 4. |
穂いもち抵抗性基準品種として、抵抗性程度“極強”のランクを新たに追加し、“強”、“やや強”、“中”、“やや弱”、“弱”に44品種・系統を真性抵抗性遺伝子型“+、Pia”(A群)、“Pii、Pia+Pii”(I群)、“Pik、Pia+Pik”(K群)及び熟期別、即ち早生群(むつほまれ級)、早生〜中生群(あきたこまち級)、中生〜晩生群(ひとめぼれ級)の区分毎に評価した(表2)。 |
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従来“強”であった「レイメイ」、「ササミノリ」、「トヨニシキ」及び「ヨネシロ」を“やや強”と再評価した点などが異なる。 |