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実需者の希望草丈は、宿根草では確保しやすいが、枝物花木ではもう一段長くする必要がある(表1)。
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希望草丈が確保されている品目
トロリウス、リナリア、カンパニュラ、モナルダ、ヒメヒマワリ、エリンジューム、セントウレア、パニカム |
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希望草丈の確保がほぼ可能な品目
アルケミラ、ホルデュウム、エキノプス、ユーカリ |
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| 2. |
利用経験の多い品目は、利用希望も高い(表1、図1)。
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利用経験が多く、利用希望も高い品目
スモークツリー、アルケミラ、エリンジューム、トロリウス、エキノプス、オミナエシ、ユーカリ、サンゴミズキ、ホルデュウム |
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利用経験は少ないが利用希望が高い品目
アキレア |
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| 3. |
宿根草、枝物花木は、メイン(生け花では「真」)よりも、サブ(同「副え」)やベース(同「控え」)の位置づけの品目が多く、利用希望は高くても仕入希望価格は概して高くないことから、一斉収穫や緩やかな出荷規格、梱包単位の変更等の効率的な生産出荷に努める必要がある(表1、図2)。
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サブ〜ベース(2.0以下)の位置づけで、利用希望は高いが、仕入希望価格が安い(50円/本前後)品目
アルケミラ、アキレア、オミナエシ、ホルディウム、パニカム、ヒメヒマワリ |
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メイン〜サブ(2.1以上)の位置づけで、利用希望が高く、仕入希望価格が比較的高い(100円/本以上)品目
スモークツリー、ツルウメモドキ、エキノプス、サンゴミズキ |
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