| [背景・ねらい] |
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水稲無農薬栽培の普及上、雑草防除法は大きな課題になっている。現在まで研究開発された防除法は各種あげられるが、個々の農業者の条件によって適合し得る方法が異なるので、その選択が容易にできるようにシステム化する。 |
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| [成果の内容・特徴] |
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| 1. |
除草剤を使わない各種水田雑草防除法を適用することができる11項目のほ場条件、営農条件、栽培条件を整理した。(表1) |
| 2. |
ほ場条件、営農条件、栽培条件から各種防除法を選択できる検索システムを作った。選択され得るのは10の防除法である。(表2、図1) |
| 3. |
選択画面にはそれぞれの防除法の特徴、防除効果、効果の持続期間、実施上の留意点を示した。(図1) |
| 4. |
山形県農業情報サイト「あぐりん」からこのシステムによる検索が可能である。
(http://www.agrin.jp/) |
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| [成果の活用面・留意点] |
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| 1. |
各防除法の除草効果の水準には差があるので、特徴を理解して実施する。 |
| 2. |
各防除法の特徴は山形県内のデータに基づいているので、寒地、暖地では除草効果が変動する可能性がある。 |
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