[成果情報名]

収量と身体負担からみたアスパラガスの枠板による高うね栽培の適切なうね上面幅

[要約] アスパラガスの半促成長期どり栽培の枠板による高うね栽培に適切なうね上面幅は、収量と身体負担の 軽減を両立するなら50cmが適切である。
[キーワード] アスパラガス、枠板、高うね、うね上面幅、収量、身体負担の軽減
[担当] 香川農試・野菜・花き部門 三木試験地
[連絡先] 電話087-898-0004
[区分] 近畿中国四国農業・野菜
[分類] 技術・参考

[背景・ねらい]
 アスパラガス半促成長期どり栽培の収穫日数は250日を超え、作業はかがみ姿勢であり農家の身体負担は 大きい。そこで、枠板によりうね上面幅を制限した2うねの高うね栽培において、適切なうね上面幅を検討する。
[成果の内容・特徴]
  1. 地際からうね上面までを枠板などを用いて固定し、うね高さ40cmの高うね栽培とし、株間40cmの1条植え とする(図1)。
  2. 収量は、うね上面幅を50cmと100cmとした場合に多く、25cmはやや劣る(図2)。
  3. 身体負担の軽減は、うね上面幅25cmが最良で、次いで50cm、100cmである(図3)。
  4. 収量と身体負担の軽減を両立するなら、うね上面幅50cmが適切である。
[成果の活用面・留意点]
  1. 実際栽培において枠板は通路側のみで十分であり、資材があぜ板波なら、費用は10a 当たり25〜35万円、 耐用年数は10年以上である。
  2. ハウス間口5.4m、通路幅120cmにおける「さぬきのめざめ」の2うね栽培の結果であり、ハウス 間口や品種が異なる場合は、うねの数や幅の検討が必要である。
  3. 「さぬきのめざめ」の種苗供給は香川県内に限られる。
  4. 防根シートなどの根域制限等は行っておらず、根域制限栽培とは異なる。

[具体的データ]

[その他]
研究課題名 超早どり・高品質アスパラガスの開発
予算区分 単県
研究期間 2006〜2010年度
研究担当者 池内隆夫

目次へ戻る