研究活動報告詳細

平成30年度北陸地域マッチングフォーラムを開催しました

情報公開日:2019年3月29日 (金曜日)

テーマ

第1部「スマート農業の実現に向けて」
第2部「ICT活用による鳥獣被害の総合的低減対策」

日時

平成30年11月27日(火曜日) 11時00分~17時00分

場所

金沢勤労者プラザ 多目的室(石川県金沢市北安江3-2-20)

主催

農林水産省大臣官房政策課技術政策室・農研機構 中央農業研究センター

後 援

全国農業協同組合連合会、石川県

参加者数

101名

開催概要

過疎化や高齢化の進展により耕作放棄地が増加し、さらには狩猟者の減少等により鳥獣被害は中山間地域を中心に深刻化・広域化しています。鳥獣被害の対策には、ICT を活用した総合的被害低減対策が開発され、技術の導入・普及が期待されています。そこで、本マッチングフォーラムは、鳥獣被害の現状と総合的低減対策、およびスマート農業推進について農水省からの最新情報提供をテーマとして開催しました。

第1部では農水省と(株)ネクストスケープから、スマート農業の展開状況、農業データ連携基盤の構築、スマート農業加速化実証プロジェクトについて、最新の情報提供が行われました。

その後、展示出品者から、展示機器の実演と概要について説明が行われました。

第2部では、鳥獣害対策に関する各演題について、ICTを利用した捕獲檻が獣害対策に効果的であること、獣害対策では地域での一体的な取り組みが重要であること、防鳥網の簡易設置技術など最新の情報が紹介され、各課題について参加者からの質問に対して回答が行われました。

また、講演セッションの終了後、ポスター・機器展示と技術相談が行われ、参加者と担当研究者が直接対面した中で積極的な情報・意見交換が行われました。

パネルディスカッションでは、パネリストが登壇し、総合討論を行いました。参加者から、捕獲獣の処理方法など質問に対して講演者から回答を得るとともに、地域でのコミュニケーションの重要性、効果的な鳥害対策など、鳥獣害の対応策について意見交換が行われました。

多くの方々のご参加をいただき、盛況のうちにフォーラムを終了することができました。アンケートからは、「鳥獣害の現状と対策が理解できた」、「鯖江市の取り組みはとても参考となった」、「対策には住民の理解が必要であることが分かった」などのコメントが寄せられました。

この場を借りて、ご参加の皆様並びにご後援いただきました団体の方々に厚く御礼申し上げます。

主な内容

  • 第1部「スマート農業の実現に向けて}
      • (1)農業データ連携基盤(WAGRI)について
      • (2)スマート農業技術の現場への実装について

  • 第2部 「ICT活用による鳥獣被害の総合的低減対策」
  • 1)講演
      • (1)ICTを用いた捕獲技術や被害防除技術の開発と広域社会実験による管理技術 兵庫県立大学 山端 直人
      • (2)農研機構の鳥害対策とICT利用の可能性 農研機構 中央農業研究センター 山口 恭弘
      • (3)鯖江市の鳥獣害の現状と対策 - 自ら取り組み考えて行動できる市民を育む 鯖江市産業環境部農林政策課鳥獣害のない里づくり推進センター 中田 都
  • 2)展示ポスターの説明、技術相談

  • 3)パネルディスカッション
    司会:農研機構中央農業研究センター 竹内 正彦
    パネラー:中田 都(鯖江市)、二平 聡(北陸農政局)、山崎 直人(兵庫県立大学)、高橋 完(株式会社アイエスイー)、山口 恭弘(農研機構中央農業研究センター)

    講演の様子

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    実物展示・技術相談
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    パネルディスカッション
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