研究活動報告詳細

平成31年度園芸功労賞を受賞しました

情報公開日:2019年5月15日 (水曜日)

受賞

平成31年園芸功労賞(園芸学会)

受賞者

食品研究部門 : 濱松潮香(現在機構本部)、八戸真弓
受賞については、「果樹放射線対策技術開発研究グループ※」の一員として。

※果樹放射線対策技術開発研究グループ(26名)

福島県農業総合センター :
永山宏一、安部充、佐藤守、阿部和博、湯田美菜子、瀧田克典、山口奈々子、額田光彦、佐久間宣明、斎藤祐一、赤井広子、味戸裕幸、志村浩雄、桑名篤、 小野勇治、岡田初彦、栁沼久美子、川口悦史、滝田雄基、 関澤春仁、佐藤真理、丹治克男、相原隆志
東京大学農学生命科学科 :
(現、福島大学)  
高田大輔
農研機構 :
草塲新之助、松岡かおり(当時)、平岡潔志、堀井幸江、濱松潮香、八戸真弓

受賞対象

原発事故に伴う果樹園の放射性セシウム汚染対策技術開発

受賞日

平成31年3月23日、平成31年園芸学会春季大会(明治大学生田キャンパス)

研究の概要

東日本大震災に伴う原子力発電所事故発生により飛散した放射性物質が果樹栽培に及ぼす影響の解明と対策技術の開発を目指し、果樹園と樹体の放射性セシウム汚染の実態および吸収移行経路の解明等の課題に取り組みました。
食品研究部門では、あんぽ柿の出荷再開に向けた原料果実の確保と製品管理についての研究を福島県農業総合センターと共に行いました。カキ果実の生育期間中の放射性セシウム濃度の変化を解析することにより、加工に適する樹園地のスクリーニング法を確立しました。また、生育時期間および加工時における二次汚染リスクを検証するとともに、製品の非破壊検査機の性能検査に使用する参照試料を作製しました。
この研究成果は、「安全なあんぽ柿生産のための農業生産工程管理実践マニュアル(2013年 10月,福島県あんぽ柿産地振興協議会)」に反映され、2年間のあんぽ柿生産・出荷自粛解除及びあんぽ柿に大きく貢献しました。
なお、これらの研究は、農林水産省農林水産技術会議事務局委託プロジェクト研究「農地等の放射性物質の除去・低減技術の開発」(食品研究部門は2014年度~2017年度に参画)において行われました。

園芸功労賞 賞状