研究活動報告詳細

農業データ連携基盤(WAGRI)の本格運用について

情報公開日:2019年1月21日 (月曜日)

我が国農業の競争力強化のためには、篤農家の経験と勘のみに頼るのではなく、様々なデータを駆使して生産性向上や経営改善に取り組むことが重要である。しかし、我が国の農業ICTは、データやサービスの相互連携がなく、公的データについても国、都道府県、市町村などの機関に分散して存在しているため、こうしたデータ活用が困難な状況にある。
そこで、内閣府が実施する第1期戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)の「次世代農林水産業創造技術」において、農業ICTの抱える課題を解決し、農業の担い手がデータを使って生産性向上や経営改善に挑戦できる環境を生み出すため、データ連携・共有・提供機能を有するデータプラットフォームである農業データ連携基盤(WAGRI)を構築した。2017年からの開発期間を終え、2019年4月から、運営事務局を農研機構農業情報研究センターとし、本格運用を開始する。
本格運用に向けて運営体制や利用料の設定について検討しており、データ利用企業およびデータ利用提供企業は5万円/月、データ提供企業は3万円/月を予定している。また、データの提供や利用に関する契約については「農業分野におけるデータ契約ガイドライン」に基づき新たに整備する。