連・輪作圃場におけるサトイモ乾腐病菌(Fusarium oxysporum)の動態

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要約

サトイモ乾腐病は種芋及び土壌伝染により発生する。本菌は腐生能力を有し、病圃にさといも以外の作物を5年間栽培した後も土壌中に生存できる。またさといもを連作するとF.oysporum全体の密度に占める本菌の割合が著しく高くなり、さといもに病原性をもたないF.oxysporumの密度は低下する。

  • 担当:九州農業試験場・地域基盤研究部・微生物制御研究室
  • 連絡先:096-242-1150
  • 部会名:総合農業・生産環境、病害虫
  • 分野:作物病害
  • 対象:根菜類
  • 分類:指導