公立試験研究機関の花きに関する試験成績所在情報データベース

要約

昭和48年度から平成4年度までの20年間にわたる全国の公立試験研究機関花きに関する試験成績所在情報データベースを構築した。

  • 担当:四国農業試験場・企画連絡室・研究技術情報科
  • 連絡先:0877-62-0800
  • 部会名:野菜・花き・茶
  • 専門:情報処理
  • 対象:花き類
  • 分類:普及

背景・ねらい

花きは種類が多く、しかも消費ニーズの変化も激しい。そのため、生産の場では数多くの技術情報が要求される。一方、全国の公立試験研究機関で実施された試験結果は試験成績概要集としてすでに2万件近く蓄積されている。そこで試験成績の効率的な利活用を目的として、昭和48年度から平成4年度までの20年間にわたる全国の公立場所の花き試験成績の所在情報データベースを構築する。

成果の内容・特徴

  • 花き試験成績概要集に納められている課題数は、年々増加し、平成4年度では全国で1,342課題となっている。本データベースの対象とした20年間の試験成績課題数の合計は15,475課題である(表1)。
  • 各試験成績を1つのレコードとし、それぞれに「通し番号」「花き試験成績概要集の試験成績課題名」「担当公立場所名」「試験対象花き名」「研究分野」「属名」「試験年度」「地域ブロック名」「ページ番号」の9つの項目を表形式で入力している。
  • 「試験成績課題名」の項目ではできるだけ用語の統一をおこなっている。「研究分野」では27の分野に分類している(表2)。「試験対象花き名」では複数の呼称をできるだけ統一している。
  • 「試験年度」と「地域ブロック名」の項目から、該当する花き試験成績の所在する冊子を、また、「ページ番号」の項目から記載されているページを知ることができる。
  • 都道府県別の課題数を「担当公立場所名」の項目で調査し、その結果を表3に示している。
  • 本データベースを利用することによって、これまでに蓄積された花き試験成績から容易に目的とする技術情報を入手することが可能となった。

成果の活用面・留意点

本データベースの利用に当たっては市販のソフト「桐(Ver.4)(管理工学研究所)」が必要である。利用に際して、先ずフロツピーデスク(3枚)に格納している年度別のデータファイルを1つのファイルに合体させハードデスクに格納する。次に「桐」のソフトを立ち上げ「表の形式.TBL」を作動させた後、合体させたフアイルを読み込み、最後に「桐」形式のデータベースとして保存する。本データベースの提供を希望する場合は四国農業試験場との協議が必要である。

具体的データ

表1.花き試験成績の年度別試験成績課題数

 

 

 

表2.研究分野(27分野に分類)

 

表3.都道府県別の試験成績課題数(20年間の合計)

 

その他

  • 研究課題名:栽培試験のファクトデータベース化
  • 予算区分:経常
  • 研究期間:平成5年度(平成4~6年)
  • 研究担当者:田中和夫・安武正史・竹崎あかね
  • 研究論文等:園芸学会平成6年度春季大会研究発表