ポイント
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北陸地域の主力品種である「コシヒカリ」より収穫期が遅い、晩生水稲新品種「あきあかね」を育成しました。収穫時期がほぼ同じである「あきだわら」より標肥で2%程度、多肥で5%程度少収ですが、大粒で玄米の外観品質が良く、炊飯米の食味は「コシヒカリ」並の極良食味です。業務用に適した品種として新潟県で普及の取り組みが進められる予定です。
概要
農研機構は、北陸地域の主力品種である「コシヒカリ」より収穫期の遅い晩生水稲新品種「あきあかね」を育成しました。中生の「コシヒカリ」よりも収穫は2週間程度遅くなり、十分に作期分散を図れます。収穫時期がほぼ同じ「あきだわら」に比べて標肥で2%程度、多肥で5%程度少収ですが、大粒で中食・外食実需者からの評価が高く、玄米の外観品質は「あきだわら」よりも優れます。また、炊飯米の食味は「コシヒカリ」並の極良食味です。
新潟県で業務用に適した品種として普及の取り組みが進められる予定です。
予算:運営費交付金、農林水産省委託プロジェクト「革新的技術開発・緊急展開事業(うち先導プロジェクト)」
品種登録出願番号:第32669号(平成29年12月19日出願、平成30年5月21日出願公表)