プレスリリース
平成28年度遺伝子組換えカイコの飼育(※第一種使用等)に関する飼育実験計画書の公表及び説明会の開催

- 緑色蛍光タンパク質含有絹糸生産カイコを隔離飼育区画で飼育 -

情報公開日:2016年4月 6日 (水曜日)

ポイント

  • 平成28年度に行う遺伝子組換えカイコ(緑色蛍光タンパク質含有絹糸生産カイコ)の飼育について別紙のとおり飼育実験計画書を公表しました。
  • 平成28年4月18日(月曜日)に国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構において説明会を開催いたします。
  • 当日は、平成28年度の飼育実験計画の説明と併せて、平成27年度に実施した遺伝子組換えカイコの飼育実験の結果報告も行い、意見交換を行います。

概要

国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構は、遺伝子組換え技術を用いて、緑色蛍光タンパク質を含有する絹糸を生産するカイコを開発しました。
今回の飼育実験は、作製した遺伝子組換えカイコを、養蚕農家に近い環境及び方法で飼育した場合の繭の品質の安定性を調査するとともに、生育特性や行動特性を評価し、生物多様性影響評価等のデータを収集するために行います。
つきましては下記のとおり、飼育実験計画書をホームページに掲載するとともに、説明会を開催します。また、平成27年度に行った遺伝子組換えカイコの飼育実験の結果報告を併せて行います。
説明会では、皆様との意見交換も予定しております。参加希望の方は、必ず事前に下記問い合わせ先にお申し込み下さい。庁舎管理及び資料準備の関係から、事前申込みされていない方の入場は、お断りいたしますので、付添の方も漏れなくお申し込みください。
なお、飼育実験に関するお問い合わせは、下記の問合せ先で随時承っております。

※第一種使用等:

「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律」に基づいた開放系(本実験では隔離飼育区画)での使用

説明会 (事前に参加申込みが必要です。)

開催日時

平成28年4月18日(月曜日) 13時30分~16時00分

会場

茨城県つくば市大わし1-2
農業・食品産業技術総合研究機構
生物機能利用研究部門(旧 農業生物資源研究所)
大わし事業場 接続棟2階 大会議室

申込受付

4月15日(金曜日)12時までに問い合わせ先に電話又はE-mailにてお申し込み下さい。お申し込みを受け付け次第、折り返しご連絡をさし上げます。当方より4月15日(金曜日)15時までに申し込み受領の連絡がない場合は、4月15日(金曜日)16時までに電話によりご確認をお願いします。

お問い合わせ

研究代表者

農業・食品産業技術総合研究機構
 理事長 井邊 時雄

飼育実験責任者

農業・食品産業技術総合研究機構
 生物機能利用研究部門長  門脇 光一 

申込み・問合せ先

農業・食品産業技術総合研究機構 生物機能利用研究部門
 企画管理部 遺伝子組換え研究推進室(山崎、石川)
 電話:029-838-7138 / E-mail :kenkyu-suishin@naro.affrc.go.jp

参考資料

農業・食品産業技術総合研究機構は、平成28年4月6日に遺伝子組換えカイコ(緑色蛍光タンパク質含有絹糸生産カイコ)の飼育に関する「飼育実験計画書」を公表しました。この飼育実験計画書は以下のとおりです。

飼育実験計画書

緑色蛍光タンパク質含有絹糸生産カイコ(HC-EGFP、Bombyx mori)の飼育(別紙)