プレスリリース
(お知らせ) 農家における遺伝子組換えカイコの飼育に関する第一種使用規程承認について

- 緑色蛍光タンパク質含有絹糸生産カイコを農家の施設で飼育可能に -

情報公開日:2017年9月25日 (月曜日)

ポイント

  • 平成28年11月18日付け申請の農家における遺伝子組換えカイコ(緑色蛍光タンパク質含有絹糸生産カイコ)の飼育に係る第一種使用規程が、平成29年9月22日付けで農林水産大臣・環境大臣により承認されました。
  • 農研機構は、飼育農家等を対象とした遺伝子組換えカイコの飼育に係る現地研修会への講師派遣やモニタリング等を行い、適切な管理の下に飼育等が実施されるよう指導します。

概要

農研機構は、農家における遺伝子組換えカイコ(緑色蛍光タンパク質含有絹糸生産カイコ)の第一種使用等(※)による飼育を進めるため、平成28年11月18日付けで農林水産大臣・環境大臣に対して、第一種使用規程承認申請をしてきましたが、この度、平成29年9月22日付けで承認されましたので、お知らせします。
今後、飼育農家等を対象とした遺伝子組換えカイコの飼育に係る現地研修会への講師派遣やモニタリング等を行い、適切な管理の下に飼育等が実施されるよう指導します。
本件に関するお問い合わせは、下記の問合せ先で随時承ります。

※第一種使用等:「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律」に基づいた開放系での使用等

関連情報

予算:革新的技術開発・緊急展開事業(うち地域戦略プロジェクト)

問い合わせ先

研究代表者

農研機構 理事長 井邊 時雄

飼育実験責任者

農研機構 生物機能利用研究部門長 門脇 光一

問合せ先

農研機構 生物機能利用研究部門 企画管理部 遺伝子組換え研究推進室(山崎)
電話:029-838-7138
E-mail :kenkyu-suishin@naro.affrc.go.jp