ポイント
- 単為結果性 (着果促進処理が不要) をもつナス新品種を育成
- 果形等の果実外観が良く、「あのみのり」よりも多収性
概要
農研機構は、着果促進処理が不要なために省力栽培が可能で、収量性の高いナス新品種「あのみのり2号」を育成しました。
「あのみのり2号」は、強い単為結果性 (受精しなくても果実が着果・肥大する性質) をもつため、訪花昆虫による授粉や果実肥大を促進させる植物ホルモン剤施用等の着果促進処理が不要で、ナス栽培を省力化することができます。
また、同じく単為結果性をもつナス品種「あのみのり」(2006年農研機構育成) よりも多収で、さらに冬季の栽培においても果形が細長く変化することが少なく、安定的に生産できます。
予算
農林水産省委託プロジェクト「低コストで質の良い加工・業務用農産物の安定供給技術の開発」(2006~2010年度) ・運営費交付金
修正
「ファイルダウンロード」のリンク先であるPDFファイルの2ページの26行目を以下のとおり修正させていただきます。
(現在のファイルは修正済みです。)
- 正 : ビニールハウス等で訪花昆虫を利用しない条件で栽培することにより、
- 誤 : 受粉によってビニールハウス等で訪花昆虫を利用しない条件で栽培することにより、