トウモロコシの二期作栽培は高栄養のホールクロップサイレージ用トウモロコシを1年に2回栽培する栄養収量の高い作付体系であり、今後の気候温暖化により、その生産性の向上と栽培適地の拡大が期待できます。そこで、本技術リポートでは、関東地域を対象とし、トウモロコシ二期作の技術的ポイントと今後の栽培適地及び生産力の変化予測について解説します。
本技術リポートは、主に農林水産省「新たな農林水産政策を推進する実用技術開発事業」の委託課題「トウモロコシ二期作を基幹とする暖地・温暖地の飼料作物多収作付け技術の開発」(2009~2011年度)、及び農林水産省委託プロジェクト研究「気候変動に対応した循環型食料生産等の確立のための技術開発(A-8系:農林業に係る気候変動の影響評価)」(2013~2015年度)により行われた研究の成果を基にとりまとめたものです。
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