HOME 安全な農作業方法を知りたい 農作業現場改善チェックリスト 農作業現場改善チェックリストHTML版
【E1】手持ち工具は使いやすいものを備えます。
《なぜ》
1)使いにくい工具は、確実に作業できない上に、手が滑ったり挟まれてケガをすることがあり危険です。
2)また、手首を無理に曲げたり、ひねりながら工具を使用していると腱鞘炎になる確率が高くなります。
3)工具は、永年にわたり使用するので使いやすく、丈夫なものを選択します。
《どのように》
1)いろいろな工具があるので、全て満足できるとは限りませんが選択する場合のポイントとして、
2)適切なグリップの目安として、
〔2本のグリップを握る工具〕
3)電動工具は重く手首に負担が大きく、大きな力を発し危険です。よって、工具を両手で保持して使用する、天井からつり下げる、据え付け式のものを使用する等対策を検討します。(例:ハンドドリルとボール盤、ハサミと押し切り)
《追加のヒント》
1)刃が付いている工具は、刃を研ぐ、可動部分(例:ちょうつがい)に注油すると小さな力で操作でき、長持ちします。
2)滑りやすいグリップには、滑り止めテープを巻きます。
3)正しい使用方法も訓練します。例えば、目的外に使用しない。ドライバーは確実にネジみぞに当て使用する等。
《キーワード》
工具、正しい使用方法、使いやすいグリップ