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 県等の機関の協力を得て、事故を体験された方から調査した事故の事例です。(イラストをクリックすると拡大します)

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乗用トラクター
1トラクターの転倒
2トラクターの転倒
3トラクターの転倒
4トラクターの転倒
5トラクターからの転倒
6トラクターからの転倒
7トラクターにひかれる
8トラクターの転落
9トラクターとの衝突

歩行用トラクター
1耕うん部への巻き込まれ
2耕うん部への巻き込まれ
3歩行用トラクターの転落
4耕うん部への巻き込まれ
5耕うん部への巻き込まれ
6耕うん部への巻き込まれ

コンバイン
1カッター部への巻き込まれ
2フィードチェンへの巻き込まれ
3ラジエーター部の熱によるもの
4コンバインの転落

刈払機
1刈払機のキックバック
2刈刃チップの飛来
3刈刃による切れ

田植機
1田植機からの転落

農用運搬車
1農用運搬車の転倒

農用高所作業機
1農用高所作業機からの転落

その他の機械
1ロールベーラー
1チェンソー

  事例1乗用トラクター1 重心位置、登坂速度、片ブレーキ
トラクターの転倒
事例1 概要:
 代かき作業のあと、水田から道路へ出る時、前輪が持ち上がった。あわててブレーキを踏んだところ、乗用トラクターが左へ急旋回して横転し、投げ出されて足を骨折した。
原因:
@ 進入路を上る時、ロータリーを上げていたため重心が上に移動し不安定となって前輪が持ち上がった。
A代かきの速度段のままで、エンジン回転速度も下げなかったので、登坂速度が速すぎた。
B左右独立のブレーキペダルを連結していなかったため、片ブレーキになって急旋回した。

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事例2乗用トラクター2 斜めに進入、機体のバランス、あせり
トラクターの転倒
事例2 概要:
 乗用トラクターにあぜ塗り機を装着して、農道から1.5m下の水田に、通常の進入路でない法面角度30〜35度の所から斜めに入ろうとした。 トラクターは右側へ180度転倒してU字溝の上にのった。本人はシートベルトを装着していなかったので、投げ出されてU字溝の角で頭を打った。運良く溝の中へ落ちたため、トラクターの下敷きにはならなかったが、頭蓋骨陥没で9ヶ月入院した。
原因:
@あぜ塗り機を装着して、右を谷側として斜めに進入したため機体のバランスがくずれた。
A地域で指導的立場にあり、普段から安全運転に気を付けていたが、雨が降り出して気持ちにあせりがあり、作業開始位置に近い所から無理に進入した。

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事例3乗用トラクター3 片ブレーキ、走行速度、油断
トラクターの転倒
事例3 概要:
 乗用トラクターで水田を見回りに行く途中、ゆるい下り坂(コンクリート路面)で直角のカーブを左折時にブレーキを踏んだところ、左右独立のブレーキペダルを連結していなかったので、片ブレーキになって急旋回し水田に転落した。
 シートベルトを装着していなかったので、傾斜45度で長さ3.6mの法面で投げ出され、後から落ちてきたトラクターで腰を打撲し13日間入院した。幸い安全フレームが付いていたので完全には下敷きにならずにすんだ。
原因:
 道路走行時に左右独立のブレーキペダルの連結をすることは農協などで充分注意を受け知っていたが、15km/hくらいで走行するときは問題ないと思って油断していた。 

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事例4乗用トラクター4 後方確認、ハンドルをとられる
トラクターの転倒
事例4 概要:
 小型トラクターで午前5時ころから耕うん作業を行っていた。1時間ほどたって、周りで草取りを行っていた人が、突然作業音が聞こえなくなったので探したところ、傾斜45度、法面長3.5mの坂を転落したトラクターに腹から下をはさまれた被害者を発見した。
 救助するのに時間がかかったこともあって、病院で死亡した。
原因:
 事故の発生を目撃した人はいなかったが、周りで草取りを行っていた人の話から、本人がロータリー耕で耕うん状態を確認するため、後方を振り返っていた時、固い物体に乗り上げハンドルをとられて転落したと推定される。

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事例5乗用トラクター5 スリップ、長時間労働、滑りやすい足場
トラクターからの転落
事例5 概要:
 大型トラクターのフェンダーに乗ってキャブの屋根を掃除や、作業灯の調整を行っている中にすべり落ち、圧迫骨折と足首の剥離骨折した。治療のため3ヶ月休業し作業を2人に委託した。
原因:
@秋、冬作物の収穫と、麦の播種前準備(朝7時〜夜9時まで1週間耕起・整地を行う)などの作業が重なる忙しい時期で、思考力が落ちていた。
A地下足袋の裏に泥がついていて滑りやすかった。

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事例6乗用トラクター6 振り落とされる、油断、エンジンの始動、飛び乗り  
トラクターから転落
事例6 概要:
 ちょっと作業機を上げようと思って、小型トラクターの左側ステップに立ったまま、クラッチを踏んでエンジンをかけたが、ギアが入っていたので急発進して振り落とされた。
 急いで追いかけて飛び乗ろうとしたが、転んで右足のすねを後輪に踏まれた。
 内出血が止まらず足がはれて長靴に足が入らなくなったので病院に行ったが、2ヶ月の治療となった。
原因:
@ちょっとのつもりで座席に座らないでエンジンをかけた。
Aギアが入ったままクラッチを踏んでエンジンをかけた。
B動くトラクターに無理に飛び乗ろうとした。

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事例7乗用トラクター7 自宅で油断、段差、駐車ブレーキ
トラクターにひかれる
事例19
概要:

 自宅でトラクターを小屋から出し、10p程度の段差に前輪が乗った状態で駐車した後、ロータリーを洗うためロータリーを上げ、エンジンを切った。
 トラクターから降りたとき、トラクターが自然に後方へ動き出し、着ていたカッパが前輪にひっかかって左足をひかれ、すねを複雑骨折して40日間入院した。

原因:

@自宅の10p程度の段差に油断して、ギアがニュートラルのまま、駐車ブレーキをかけないで駐車した。

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事例8乗用トラクター8 ロータリーの上に荷物を載せる、走行中の振り返り
トラクターの転落
事例20 概要:
 トラクターで農道を走行中、ロータリーの上に載せていたスコップが落ちそうになり、振り返った時にハンドルを回してしまった。そのため、トラクターが旋回し、水田に転落して横倒しになったはずみで変速レバーが胸に当たった。
 自力で家に帰り、翌日病院に行ったが、肋骨を骨折して肺に穴があいており、10日間の入院と1週間の通院となった。
原因:
@ロータリーの上にスコップを載せて走行した。
A走行中に、振り返った時にハンドルを回してしまった。

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事例9乗用トラクター9 夕方、道路でのトラクター駐停車、ロータリー
トラクターとの衝突
概要:
 夕方に、田の水を見回るために原付自転車で走行していた。対向車が来たので左に寄ったところ、道路の左側に駐車していたトラクターのロータリーに衝突して転倒した。
 左ふとももが30cmほど切れたこと等で28日間入院した。
原因:
@夕方で暗くなったため、対向車のライトに気を取られて、駐車していたトラクターのロータリーに気が付かなかった。

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事例10歩行用トラクター1(車軸耕うん式) あせり、油断、取扱の説明、回転部へ接近
耕うん部へ巻き込まれ
事例7 概要:
 友人から借りた歩行用トラクター(車軸耕うん式)を車庫から出して、コンクリート面上で操作方法を調べていた。
 クラッチが入っているのに気がつかず、変速レバーを後進に入れた途端にロータリーが回転し、耕うん爪が半長靴(左足)に入り、巻き込まれ、膝を複雑骨折し100日入院した。
原因:
@妻が入院中でいろいろ忙しく、気がせいていた。
A小さな機械で油断があった。しかし、巻き込まれる時はエンジンもふかしていなかったが、一瞬に思わぬ力で巻き込まれ、逃げられなかった。
B友人の機械を借りるのに説明を受けなかった。
C操作レバーが短いためロータリーに近い位置で操作した。

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事例11歩行用トラクター2(車軸耕うん式) 速度、エンジン停止、ギアを中立、回転部へ乗る
耕うん部へ巻き込まれ
事例8 概要:
 水田を歩行用トラクター(車軸耕うん式)で耕うんした後、道(幅1m)に出るときにエンジンを吹かしすぎていたため、反対側の崖にぶつかりU字溝にロータリーが入った。
 あわててギアをバックに入れたら、ハンドルが跳ね上がったので、ハンドルを引きおろすためにロータリーに足をかけたところ、ロータリーが動き出して右足を巻き込まれ、右足の膝上で切断した。
原因:
 エンジンを止めないで、バックにギアが入った状態でロータリーの上に乗った。

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事例12歩行用トラクター3(トレーラーけん引) 速度、操向、サイドクラッチ
歩行用トラクターの転落
事例9 概要:
 歩行用トラクター(トレーラーけん引)で町道(6m幅)から農道(4m幅)へ左折した時、急旋回してハンドルを戻すことができず左側の側溝へ落ちてしまい肩と大腿を打撲し3ヶ月の入院した。
原因:
@速度が出ていたので操向をハンドルですべきであったが、サイドクラッチを使った。
Aサイドクラッチが戻らなかった。

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事例13歩行用トラクター4(車軸耕うん式) 変速レバーの操作ミス、あせり
耕うん部へ巻き込まれ
事例12 概要:
 苗作り用のハウス内を、歩行用トラクターで耕耘中、最後の行程で変速レバーを前進のつもりで後進に入れたため、ハンドルが浮きあがり、機械が自分の方に向かってきてハウスに挟まれた。10年以上使っている機械で、握り式のクラッチロック解除レバーを操作すれば止まる事は知っていたが、パニックになってクラッチを切る事ができなかった。
 ロータリーの爪が足を刺し、はいていた長靴がぐちゃぐちゃになった。
原因:
@孫が遊びに来るので、食事の用意等のために作業を急ぐ気持ちがあった。
A前進のつもりが後進したため、パニックになってクラッチを切るという簡単な操作ができなかった。

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事例14歩行用トラクター5(車軸耕うん式) 後方転倒、後方確認
耕うん部へ巻き込まれ
事例13 概要:
 カボチャ畑を歩行用トラクターで耕耘中、バックして位置を直そうとした時、後方確認を怠り、カボチャのつるにひっかかり転倒した。
 機械が自分の体に乗り上げてきて、ロータリーの刃が両足のすねにささり自分の顔に迫ってきたので必死で刃を握ったらエンジンが止まった。
 医師が来てくれ、右足の刃は抜きとったが、左足の2本の刃は、抜くと出血が激しくなると判断し、抜かないで医師がつきそって病院へ行った。
 事故から1時間後に手術を受け、2ヶ月の入院で、現在は障害もなく完治した。
原因:
@孫と本屋へ行く約束があり急いでいた。
A後方確認を怠り、かぼちゃのつるがあることに気づかなかった。

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事例15歩行用トラクター6 ダッシング、後方転倒、気のゆるみ
耕うん部へ巻き込まれ
事例11 概要:
 ハクサイ畑を歩行用トラクターで畦立て作業中、出口付近の耕盤がジャリ層の所で機体が後方にダッシングしたため、ハンドルが急にもちあがり、機体が自分の方に向かってきた。畦の間で片足状態だったので転倒した。
 ロータリーと鉄車輪の間に右足が挟まり、ロータリーの爪が足を削り骨まで達し39日間の入院となった。
原因:
@ 耕盤が固いところではハンドルが浮きあがり、ヒヤリとする経験は何回もあったが、そのたびにハンドルを押さえつけるだけで、エンジン回転を下げるなどの安全運転を怠った。
A 作業終了時で気がゆるんだ。

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事例16自脱型コンバイン1 わら詰まり、エンジンの停止、巻き込まれ
カッター部への巻き込まれ
事例15 概要:
 勤めていたので、日曜にコンバインで稲刈り作業をしていた。5時頃にカッターが詰まったため、エンジンを停止しないまま、のぞきこんで詰まったわらを取り除いたらカッターが回りだし、一瞬のうちに手を巻き込まれ右手親指を切断した。
 30分ほど前にリコイルのぜんまいが飛び出し修理に1時間ぐらいかかったので、作業に遅れがあり、あせっていたため、カッターに手を入れないよう注意書きがあったが気にしなかった。
原因:
@エンジンを停止しないで、カッター内のわらの詰まりを取り除いた。

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事例17自脱型コンバイン2 手こぎ作業、腕抜き、作業のペース、巻き込まれ
フィードチェンへの巻き込まれ
事例16 概要:
 土が軟らかい圃場内で、4条刈のコンバインで手こぎ作業を行った。当人は他の人がリレー式に次々運んでくる稲束を手こぎする役で、体勢が悪い上にせかされる気分であった。
 1時間ほどして、フィードチェーンのガイド棒に腕抜きがつきささり、稲束に手を押されて右手首から20cmほど上をフィードチェーンに挟まれて後方へ運ばれた。
 カッター部へ引き継ぐところで抜けることを知っていたのでそこで手を抜いたが、もし、手がカッター部まで行ったら手を切断するところであった。 80日の入院後、1年半の通院と3年間のリハビリで、当初は急須も持てなかったのがほぼ生活に支障がない程度まで回復した。
原因:
@腕抜きや軍手は巻き込まれやすくなる。
A組作業で作業のペースに無理があった。

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事例18自脱型コンバイン3 オーバーヒート、警報音、ラジエーター
ラジエーター部の熱によるもの
事例23 概要:
 コンバインで稲を収穫中に水温異常の警報が鳴りランプが点灯した。警報音の大きさにびっくりして、あわててエンジンを止めてラジエーターキャップを取ったところ、温水が噴出し右手をやけどして8日間の通院となった。
原因:
@オーバーヒート時の対処法を理解しておらず、エンジンを止めてすぐにラジエーターキャップを取った。

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事例19自脱型コンバイン4 籾積載時の機体バランス、路肩、油断
コンバインの転落
事例24 概要:
 2条刈コンバインの籾受台に籾を4袋積んで圃場から道路へ出る時、バランスを崩して右側へ90度横転した。コンバインはゆっくり滑ったが、ブレーキを踏めなかった。
 転倒中は運転席にとどまり、下敷きにはならなかった。
原因:
@取付け道路が右側に傾斜しているので、籾の重みでバランスが崩れやすいのに、軽く考えていた。

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事例20刈払機1 キックバック、あせり、基本操作   
刈払機のキックバック
事例10 概要:
 水田の畦(傾斜60度、斜面長さ1.6m)の草刈りをするため、背負型の刈払機(のこ刃)で草刈り作業を行った。 1時間ほどして終わりに近づいた頃、刃が水田面に接触しキックバックして右足の薬指と小指の第2関節から切断した。
原因:
@刈払機の刈刃は反時計回りのため、刃の右側が水田にあたると反動で自分の方に刃が跳ね返ってきた。
A危険があることは知っていたので注意して作業したが、近所の人とバスで集会に行くため、予定の時間に間に合うようあせっていた。
B普段は補助ハンドルを持っているが、当日はいつもより短い所を持っていた。

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事例21刈払機2 飛散物防護カバーの位置、刈刃の点検、手の防護
刈刃チップの飛来
事例17 概要:
 水田畦畔の上を刈払機で草刈り作業中に、右手にチップソーのチップがささり、血が出た。
 傷は軽いと判断し、翌日の朝に医者へ行って、刺さったチップを取り出してもらったが、34日間の通院となった。
 顔の防護、長靴、腰からのビニールの前掛けはしていたが、手袋はしていなかった。
原因:
@草等の巻き付きがあるので、飛散物防護カバーの位置を刈刃から離していた。
A刈刃を研いで大切に使っているが、一部チップが欠損していた。
B手の防護をしていなかった。

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事例22刈払機3 草の巻き付き、刈刃、慣れ
刈刃による切れ
事例22 概要:
 刈払機で作業中、エンジンを切って巻き付いた草を取ろうと引っ張った時、刃が回転して左手中指に刺さった。
原因:
@草が巻き付くことは頻繁にあるため、手間を省こうと刈払機を地面に下ろさないで、手元で草を取った。

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事例23田植機1 おもり代わり、ボンネット部に乗った、振り落とされる
田植機からの転落
事例14 概要:
 10年ほど使用している5条植の田植機で圃場から退出するとき、おもり代わりにボンネット部のステップに乗っていたが、手がかりがないので、足がすべって頭から落ちた。しばらく失神した後、自分では大丈夫だと思ったが、周りの人に言われ病院へ行った。しばらく様子を見る事になったが、頭が痛くなって、食事をもどすようになり、硬膜下出血と診断された。手術で頭の中の血を抜き7ヶ月間通院したが、薬の副作用で苦しんだ。 圃場からの退出に関しては、事故を起こすまでは問題はなかったが、事故の時は粘土質の圃場で前輪が深くもぐり、上がれなかったので勢いをつけた。これからは、転倒防止のため、バックで上がる事にする。
原因:
@田植機のボンネット部のステップにおもり代わりに乗った。

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事例24農用運搬車1 転倒、ギア抜け、暴走
農用運搬車の転倒
事例18 概要:
 購入した野菜の苗を急いで植えなくてはと思い、運搬車で苗30kgを運搬中に、傾斜が10度程度のだらだらとした坂を150mほど下ったところでギアが抜け、急に運搬車が走り出した。それを止めようとハンドルをつかんだまま50mぐらい走ったところで急に左へ旋回し横倒した。
 本人も一緒にころんで左足大腿を骨折して1時間ほど気絶していた。左足がきかないので、助けを呼んだが、誰もいないので、はって坂を登り、付近で作業していた人に助けられた。
原因:
@走行ミッションのギア抜けによる暴走。
A運搬車が急に走り出した時にハンドルを離せばよかったが、隣の水田に入らないようにと、迷って手を離せなかった。

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事例25農用高所作業機1 足でエンジンを止める、木や枝などの障害物、転落防止装置
農用高所作業機からの転落
事例26 概要:
 果樹園内の若干傾斜がある所で、収穫作業中に高所作業機が動き出したので、足踏み式の緊急停止ボタンを踏んでエンジンを止めようとしていたところ、木が身体にぶつかってバランスを崩し、高所作業機から転落し頚椎骨折で72日間の入院となった。
原因:
@足でエンジンを止めようとして下を見ていたため、迫ってくる木に注意がいかなかった。
A転落防止装置がなかった。


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事例26ロールベーラー1 ピックアップへの接近、ピックアップの停止
ロールベーラーへの巻き込まれ
事例25 概要:
 ロールベーラーで牧草を集草中に、集草列がピックアップの幅より広くなっている所で停止してトラクターから降り、足で牧草を寄せていたらピックアップに巻き込まれそうになった。
原因:
@ピックアップが回転している状態で不用意に足を近づけた。

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事例27チェンソー1 不安定な姿勢、低いエンジン回転
チェンソーの刃による切れ
事例27 概要:
 木の根元を切っていた時、刃が木に引っかかり、チェンソーが木の回りをくるっと回って刃が膝に当たり膝頭を切った。
原因:
@木の下で不安定な姿勢のため、チェンソーをしっかり保持しないで、エンジン回転が低いまま木を切ろうとして、チェンソーが前方に引き込まれた。

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