農業環境技術研究所では、今年の7月26日(水)、8月2日(水)、8月9日(水)、8月23日(水)、8月30日(水)に「つくばちびっ子博士2006」を開催しました。
「つくばちびっ子博士」は、子どもたちに科学のおもしろさを体験し、科学技術に関心を持ってもらうことを目的として、つくば市などが主催して1999年より毎年実施しているイベントです。今年は7月15日から10月8日までが全体の開催期間となります。全国の小中学生を対象とし、協力機関であるつくば市内の39の研究機関や大学を「つくばちびっ子博士パスポート」を持って見学してもらい、3か所以上のスタンプが押されたパスポートを提出すると「ちびっ子博士」に認定されます。パスポートとともに感想文を提出すると、その内容によって「優秀ちびっ子博士」あるいは「最優秀ちびっ子博士」に認定されるというものです。
農業環境技術研究所は、「身近な自然から環境を考える」をテーマに、特別展示を準備しました。
● 昆虫展示室の見学
● カブトムシの飼育と自然界のサイクルの紹介
● ホタル、メダカの観察
● 写真展「日本と世界の農村」
会場の広さに制限があるため、予約制としましたが、毎回制限人数いっぱいの見学者が訪れました。
イベントの対象の小中学生だけでなく、付き添いの保護者のみなさんにも、展示されている昆虫標本や農業被害をもたらす昆虫の防除の研究について質問したり、ホタルやカブトムシ、メダカの飼育方法の展示に見入るなど、見学を楽しんでいただきました。