農業環境技術研究所における 「つくばちびっ子博士2008」 の公開プログラムが、7月23日(水)、8月6日(水)、8月20日(水)に実施され、合計187人の 「ちびっ子」(小学生・中学生) が参加しました。
「つくばちびっ子博士」 は、子どもたちに科学のおもしろさを体験し、科学技術に関心を持ってもらうことを目的として、つくば市などが主催して毎年実施されている催しです。全国の小学生・中学生が対象で、「つくばちびっ子博士パスポート」 を持ってつくば市内の研究機関や大学で行われる展示やイベントを見学・体験し、スタンプを集めて事務局に提出すると、つくばちびっ子博士などの認定証がもらえます。
農業環境技術研究所では、7月23日に 「昆虫採集教室」(小学校3年生以上、事前予約制) を開きました。研究所の構内での昆虫採集のあと、採集した昆虫の名前調べと標本作りをしました。
また、8月6日と8月20日には、農業環境インベントリー展示館の、土壌モノリス、微生物標本、昆虫標本・肥料サンプル、煙害調査資料などを研究者の説明付きで見学し、農業と環境についていろいろなことを知ってもらいました。
写真1 農環研構内での昆虫採集
水田のまわりではいろいろな種類のトンボが採集できました。
写真2 昆虫標本の作成と名前調べ
自分が採集した昆虫の名前を図鑑で調べて標本を作りました。
写真3 土壌モノリス展示
日本や世界のさまざまな土壌の標本(モノリス)を見くらべました。
写真4 微生物標本コーナー
微生物の凍結保存に使う液体窒素で植物を凍らせてみました。
写真5 昆虫標本コーナー
いろいろな昆虫と農業とのかかわりについて知ってもらいました。
写真6 肥料・煙害展示
作物と肥料の関係やさまざまな種類の肥料について知ってもらいました。