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情報:農業と環境 No.116 (2009年12月1日)
独立行政法人農業環境技術研究所

永田 徹 元農業環境技術研究所所長: 平成21年秋の叙勲で瑞宝中綬章を受章

農林水産省農業環境技術研究所所長をつとめられた永田 徹(ながた とおる)氏が、平成21年秋の叙勲(じょくん)で瑞宝中綬章(ずいほうちゅうじゅしょう)を受章されましたので、お知らせします。瑞宝章は、国家または公共に対し功労があり、公務等に長年従事し、成績を挙げた者に対して国が授与するものです。

永田 徹氏は、昭和42年に農林省九州農業試験場に採用されて以来、北陸農業試験場、東北農業試験場において、アジアの稲作の重要な害虫であるトビイロウンカ、海外からの侵入害虫であるイネミズゾウムシなどの生態と防除について研究・指導をされました。平成元年から農業研究センター病害虫防除部長、平成4年から農業生物資源研究所研企画調整部長、平成7年4月から農林水産省農業環境技術研究所の所長として、農業・環境にかかわる研究開発の推進に尽力されました。

平成9年10月に農林水産省を辞職された後は、茨城大学農学部教授として平成15年3月まで稲害虫に関する学識と経験を生かして教育・研究にあたられました。

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