10月30日 (土曜日)、31日 (日曜日) の2日間、つくばカピオ (茨城県つくば市) で、「つくば科学フェスティバル2010」 が開催されました。
このイベントは、青少年が楽しみながら科学の楽しさ、大切さを学ぶ科学イベントとして、つくば市などが毎年開催しているものです。2010年は市内の約50の研究機関や学校・団体が、科学実験や体験・展示など、さまざまな企画を実施しました。
農業環境技術研究所は2日間にわたってブースを運営し、「温暖化でお米はどうなる?」 というテーマで、夏の暑さで不稔粒を生じた稲の穂、高温障害によって白濁したお米、水田での大規模な実験(FACE実験)の模型、気温を正確に測れる手作り強制通風筒などを展示・解説したほか、恒例となったクイズをおこない、たくさんの方に参加いただきました。
写真 高温による不稔粒と白未熟米に触ってもらいました
写真 水田でのFACE試験についてご説明しました
写真 FACE水田の模型からはCO2のかわりに白い煙が出ます
写真 温暖化とお米の関係についてのクイズに挑戦