農業環境技術研究所は、2月26日(水曜日)午後、つくば国際会議場(エポカルつくば) において、第31回 土・水研究会 「農作物によるカドミウム・ヒ素の吸収とそのリスク管理」 を開催します。
国内外において、食品の安全性に対する意識・関心が高まっています。カドミウムについては、食品衛生法に基づくコメの基準が平成23年2月に見直された一方で、コメ以外の農作物についても低減対策の推進が求められています。また、ヒ素については、農産物からの摂取において、わが国ではコメの寄与が大きいことが明らかになっています。
これらの問題を解決するため、農林水産省委託プロジェクト 「生産・流通・加工工程における体系的な危害要因の特性解明とリスク低減技術の開発」 において技術開発に取り組んできました。
そこで本研究会では、カドミウム・ヒ素などの有害化学物質について、 (1) 行政的な状況、 (2) 化学洗浄や植物を用いたカドミウム汚染土壌浄化技術、カドミウム低蓄積品種など新しい手法を応用したリスク管理技術、 (3) 植物体中のカドミウム等のイメージング技術、 (4) コメにおけるヒ素吸収低減技術 について、最新の情報や研究成果を報告して討論を行います。
開催日時: 2014年2月26日(水曜日) 13:00 〜 17:15
開催場所: つくば国際会議場(エポカルつくば) 中ホール200 (茨城県つくば市竹園2-20-3)
主催: 独立行政法人 農業環境技術研究所
詳細: 第31回土・水研究会 「農作物によるカドミウム・ヒ素の吸収とそのリスク管理」 開催案内ページ をご覧ください