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■外来植物図鑑
ハルガヤ
科名
イネ
和名
ハルガヤ
学名
Anthoxanthum odoratum
L. subsp. odoratum
写真
解説・説明
ヨーロッパ原産。イネ科の多年草。明治時代に牧草として導入された。牧草名はスイートバーナルグラス。草丈は0.2〜0.7m。ハルガヤ属は世界で10数種が知られ、日本には数種が自生する。本種以外に、ヒメハルガヤが野生化。
明治時代初期から北海道に導入され、1891年東京都で確認された。牧草、あるいは緑化用として導入された。
開花期は5〜7月。両性花、風媒花。
路傍、牧草地、樹園地、荒地に生育する。堤防法面などで群生する。頴果は水、風、動物、人間などにより伝播するが、根茎によっても繁殖する。
日当たりの良い所を好み、土壌の種類を選ばない。耐旱性、耐寒性をもつ。全草にクマリンを含み、芳香がするが、クマリンは有害成分でもある。 在来種との競合、花粉症の原因が問題である。
化合物名
化学式
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