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外来植物のリスク評価と蔓延防止策  
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■外来植物図鑑

 

ブラジルチドメグサ

科名
セリ
和名
ブラジルチドメグサ
学名
Hydrocotyle ranumculoides L.f.
写真
ブラジルチドメグサ
解説・説明
 特定外来生物に一次指定されている。

  南アメリカ原産。セリ科の多年生水生植物。蔓の長さは0.5〜1m以上になる。直径5cm程度の切れ込みのある丸い葉をつける。在来種チドメグサの近縁種。川岸や湿地帯で大群落を作る。根が泥につくと生育が良くなるが、浮遊して分布を広げる。各節から根や茎を出し、根茎はばらばらになりやすく、茎切片からの再生も旺盛である。

  1998年に九州(熊本県菊池川、阿蘇の白川付近の池)で大群落になっているのが観察された。発生元は、アクアリウム・金魚鉢用に販売されたものの逸脱と思われる。

  特定外来生物法によりブラジルチドメグサは国内での飼養、栽培、保管又は運搬が禁止されたが、近縁のアマゾンチドメグサ(Hydrocotyle leucocephala)はまだ販売されている。この植物も、ブラジルチドメグサとよく似た性質を持つので注意が必要である。
化合物名
Hydrocotylegenins A,B,C,D,E, and F.
その他に名前の付いていないものが13種類報告されています。
化学式
ブラジルチドメグサ

ブラジルチドメグサ

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