農業環境技術研究所 最終更新日: 2008年 12月17日 農環研NIAESロゴ
 12月のセミナー予定
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セミナー開催記録

生物多様性研究領域セミナー
(平成20年度 第5回)
日 時 : 平成20年12月4日(木) 15:00~17:00
場 所 : 4階会議室(453号室)

テ ー マ 講 演 者 連 絡 先
ソバの送粉サービス: 多様な昆虫が果たす役割と畑の周辺環境による影響
Pollination service to common buckwheat: contribution of diverse insects and effects of field surroundings
滝 久智
(森林総合研究所)

Hisatomo TAKI
楠本
838-8245

山村
838-5321
内   容
 昆虫などによる農作物の花粉媒介は生態系サービスの一つであり、農地における多様な花粉媒介者や結実は森林など非農地の存在に影響を受けることが指摘されている。異形花柱型の自家不和合性であるソバ(Fagopyrum esculentum)も、花粉媒介をミツバチなどに頼っているとされ、こうした影響を受けると予想される。本発表では、茨城県太田市金砂郷地区における調査結果を報告し、多様な昆虫の役割とソバ畑の周辺環境(景観構造および養蜂用セイヨウミツバチの存在)による影響について議論したい。
テ ー マ 講 演 者 連 絡 先
ランドスケープレベルでの水田食物網を考慮したアカスジカスミカメによる斑点米被害発生メカニズムの解明
The mechanisms occurring pecky rice damage caused by Stenotus rubrovittatus considering the food web structures in a paddy
高田まゆら
(東京大学)

Mayura TAKADA
楠本
838-8245

山村
838-5321
内   容
 近年、農薬や化学肥料をなるべく使用しない環境保全型稲作が全国的に普及しつつある。こうした水田は湿地生物の多様性を増加させるが、それと同時にイネ害虫などによる被害を増加させるという負の側面も持ち合わせている。本研究は、環境保全型稲作が活発に行われている宮城県大崎市田尻において、環境保全型水田内のイネ害虫アカスジカスミカメの密度や斑点米被害率に影響を与える寄主植物や天敵、水田周辺のランドスケープ要素を特定し、農薬に頼らないアカスジ被害防止のための水田ランドスケープの効率的な管理法を確立することを目的としている。


生物多様性研究領域セミナー
(特別版)
日 時 : 平成20年12月5日(水) 13:30~16:00
場 所 : 5階中会議室(547号室)

テ ー マ 講 演 者 連 絡 先
法面緑化における在来種栽植について 三中 信宏
(農環研/東大大学院)


津村 義彦
(森林総研)
楠本
838-8245

山村
838-5321
内   容
 プログラム
13:30~13:35 ご挨拶(西田)
13:35~14:05 発表 「『「種」とは何か?』とは何か?  -種問題(the species problem)とともに生きること」
         三中 信宏氏 (農環研/東大大学院)(質疑応答5分)
14:05~14:35 発表 「大規模緑化における森林の遺伝的攪乱、生態系への影響」
         津村 義彦氏 (森林総研)(質疑応答5分)
14:35~14:45 休憩
14:45~14:55 コメント 小林達明氏 (千葉大学)
14:55~15:05 コメント 岩崎哲也氏 (練馬まちづくりセンター)
15:05~15:15 コメント 高山光男氏 (雪印種苗 北海道研究農場)
15:15~16:00 総合討論

>>詳細


温室効果ガスRPセミナー
日 時 : 平成20年12月12日(月) 15:00~16:00
場 所 : 5階中会議室(547号室)

テ ー マ 講 演 者 連 絡 先
ペレット堆肥、慣行堆肥および化成肥を施用した
淡色黒ボク土畑におけるN2O、NO、CH4フラックス
早川 敦
(農環研)

838-8330

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