遺伝子組換えダイズ栽培実験(平成17年)
「ほ場条件下における遺伝子組換えダイズとツルマメとの自然交雑」
6月20日(は種)
独立行政法人 農業環境技術研究所
2005年7月4日
農業環境技術研究所では、平成17年6月から11月まで遺伝子組換えダイズと近縁な野生種ツルマメとの自然交雑率を調べる実験を行います。
このページでは、6月20日に除草剤グリホサート耐性遺伝子組換えダイズ(40-3-2系統品種: AG3701RR)と非組換えダイズ(品種名:エンレイ)の播種(はしゅ)を行った様子をお知らせします。
写真1(播種作業) 組換えダイズと非組換えダイズの播種を行いました。
写真2(防鳥ネットの設置) 播(ま)いた種子をカラスやハトが持ち出さないように、防鳥ネットをかけました。
写真3(ツルマメの生育の様子) 5月20日に移植したツルマメは支柱に巻き付いて生育しています。ほ場全面にネットを敷き、落下したツルマメの種子はすべて回収します。
栽培実験名: ほ場条件下における遺伝子組換えダイズとツルマメとの自然交雑
栽培目的: 組換えダイズを栽培した場合の近縁野生種への影響に関する知見を集積することを目的として、組換えダイズとツルマメとの自然交雑に関する栽培実験を行います。
栽培概要: 当研究所内の一般試験ほ場(15a)で除草剤グリホサート耐性組換えダイズとツルマメを隣接して栽培して、組換えダイズとツルマメの開花期や交雑種子の特性などを調査し、次年以降に行う予定の自然交雑についての栽培実験のための基礎データを収集します。
本栽培試験に関する連絡先:
独立行政法人 農業環境技術研究所 企画調整部研究交流科
電話番号 029-838-8184
メールアドレス coord@niaes.affrc.go.jp