生産資材としての農薬の適正使用が、農作物の安全や生態系の保全にとって重要である。農薬のリスクを評価するためには、生物に対する毒性と暴露量の両者を解析しておくことが必須であり、その基礎的知見として、農薬の農作物、環境中での濃度分布、挙動に関するデータの蓄積が求められている。しかしながら、近年使用されている農薬は、化学構造が複雑になる傾向にあり、超微量での残留分析も容易でない。また、環境中での動態試験についても、多種多様な環境要因によって大きく変動するため解析が困難である。
本研究会では、各県で実施されている残留農薬の分析法及び環境動態等に係わる研究成果を中心に、問題点を整理して議論を深めることによって、今後の研究推進の発展を図る。
主 催 |
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農業環境技術研究所 |
日 時 |
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平成13年9月7日(金)9:00〜14:00 |
場 所 |
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農業環境技術研究所大会議室 |
検討事項 |
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(1)作物残留農薬分析法と作物残留基準 |
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(2)環境における動態解析のための試験法 |
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(3)残留データの解析方法 |
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(4)その他 |
参集範囲 |
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国公立・独立行政法人試験研究機関、関係行政部局等 |
問い合わせ先 |
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農業環境技術研究所有機化学物質研究グループ 上路雅子 |
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〒305-8604 つくば市観音台3-1-3 |
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TEL:0298-38-8301 ; FAX:0298-38-8199
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