第21回農業環境シンポジウムの開催
 
 
第21回農業環境シンポジウム
「農業活動と地球規模の炭素及び窒素の循環」
 
趣 旨
 
 炭素や窒素は,大気圏,生物圏,土壌圏,水圏及び人間圏の間をさまざまに形態変化しながら循環し生態系の中でバランスを保ってきた。しかしながら,特に20世紀半ばからの化石燃料の大量消費や森林破壊など人間圏の活発な活動は,大気中の二酸化炭素,メタン,亜酸化窒素などの温室効果ガスの急激な増加をもたらし,その結果,地球規模の温暖化が顕在化している。温暖化は,降水量の変化,異常気象の増加,農耕地域の移動,海水面の上昇など地球規模の環境変動を通して農業生態系を構成する大気,土壌,水,生物などの環境資源の状態や機能,さらには資源間の相互作用に影響を及ぼし,世界の食料生産にも大きく係わっている。
 
 1992年にリオデジャネイロで開催された地球サミットでは,人類の持続的発展のためには地球環境の保全が重要課題との認識から,地球温暖化防止などの一連の国際条約が作られ,その後COP(国連気候変動枠組条約締約国会議)やIPCC(気候変動に関する政府間パネル)などで温暖化防止のための国際的取り組みが強力に進められている。
 
 これらを背景として,本シンポジウムでは,炭素と窒素について,地球規模での循環を踏まえた農業生態系における実態,機構,動態,環境影響などを明らかにし,さらに発生量の軽減技術の開発に向けての課題と展望について討議を深める。
 





 

開催日時
開催場所
主  催
参集範囲

 





 

平成131129日(木),10時〜17
農業環境技術研究所(大会議室)
農業環境技術研究所
国公立・独立行政法人試験研究機関,大学,行政部局ほか

 
 
  プログラム
1.

 
シンポジウムの開催にあたって
 


 
陽 捷行
農業環境技術研究所

 
10001030
 
2.

 
大気観測による炭素循環の研究で何がわかっているか?

 
井上 元
国立環境研究所

 
10301115
 
3.

 
大気メタンの動態と農業活動のかかわり
 


 
八木一行
農業環境技術研究所
地球環境部温室効果ガスチーム
11151200
 
  (昼 食)      
4.

 
土壌における炭素循環モデリングの現状と課題
 


 
谷山一郎
農業環境技術研究所
地球環境部食料生産予測チーム
13151400
 
5.

 
大気窒素の動態と食料・農業問題
 


 
木村眞人
名古屋大学大学院生命農学研究
14001445
 
  (休 憩)      
6.

 
人間活動と大気中への亜酸化窒素の直接・間接放出
 


 
鶴田治雄
農業環境技術研究所
地球環境部温室効果ガスチーム
15001545
 
7.

 
土壌中の硝酸性窒素移動の時間スケール
 


 
加藤英孝
農業環境技術研究所
化学環境部土壌物理ユニット
15451630
 
8.

 
総合討論
農業からみた地球環境研究の展開方向


 
林 陽生(司会)
農業環境技術研究所地球環境部

 
16301700
 
 
問い合わせ先
 

 
農業環境技術研究所地球環境部 林 陽生
e-mail : hayyou@niaes.affrc.go.jp

 

 
305-8604 つくば市観音台3-1-3
Tel 0298-38-8200Fax 0298-38-8199