第20回土・水研究会
懸濁態負荷物質の農耕地から水域への流出

 
 
趣 旨
 
 ダイオキシン、重金属、リンなどの難溶性の環境負荷物質は、微細な粒子に吸着され懸濁態として、土壌―水系を移行・拡散する。これら懸濁態物質が環境負荷物質として重要であることが、最近の研究から明らかにされつつある。いったい農耕地からの懸濁態物質の発生、そして、それらの水域への移行は、どのようなメカニズムによるものであろうか? また、どのような環境要因が懸濁態物質による環境負荷に影響を及ぼしているだろうか?
 
本研究会では、土壌・水系をめぐる懸濁態負荷物質の動態についてこれまでに得られた知見を紹介するとともに、農耕地から発生する懸濁態負荷を削減するための技術的展望を探る。
 
主  催 農業環境技術研究所
日  時 平成15年2月26日(水) 10:00〜16:30
場  所 農業環境技術研究所 大会議室
参集範囲 国公立・独立行政法人試験研究機関、大学、行政部局ほか
 
プログラム
 
1. 理事長挨拶 農業環境技術研究所  陽 捷行 10:00-10:10
 
2. これからの環境負荷物質研究:溶存態から懸濁態へ 10:10-10:50
  農業環境技術研究所  斎藤 雅典・加藤 英孝
 
 
3. 懸濁態物質の移動に伴うダイオキシンの流出・流下 10:50-12:00
 
1) 水田からの懸濁態負荷物質の流出特性  
  農業環境技術研究所  板橋 直・竹内 誠  
2) 懸濁粒子の土壌中の分散移動  
  農業環境技術研究所  鈴木 克拓  
3) 凝集促進剤によるダイオキシン流出防止  
  農業環境技術研究所  牧野 知之  
     
  (昼食)  
     
4. 農耕地からの土壌粒子の流出と環境負荷 13:00-13:40
  国際農林水産業研究センター沖縄支所  坂西 研二
 
 
5. 農耕地からの難溶性化学物質の表面流出 13:40-14:20
  農業環境技術研究所  谷山 一郎
 
 
6. 河川における懸濁態栄養塩・農薬の流出特性 14:20-15:00
  岐阜大学工学部  井上 隆信
 
 
7. 陸域から水域への懸濁態窒素・リン負荷の実態と土壌流出 15:15-15:55
  水産総合研究センター中央水産研究所  田中 勝久  
     
8. 総合討議 15:55-16:30
 
 
 問い合わせ先
 
農業環境技術研究所 化学環境部
  栄養塩類研究グループ長 斎藤雅典
    〒305-8604 茨城県つくば市観音台3-1-3
     TEL/FAX : 029-838-8322
      e-mail : msaito@affrc.go.jp