第3回有機化学物質研究会
「化学物質が生態系に及ぼす影響の評価法:現状と問題点」

 
 

開催日 平成15年9月11日(木)10:00〜17:00
開催場所 (独)農業環境技術研究所 大会議室

 
1.開催趣旨:
 化学物質の生態系に対する影響を適切に評価・管理することが、環境基本計画の重要な柱の一つになっている。欧米においても、化学物質管理に生態影響を加えることが主流となっており、わが国でも、環境中の動植物への影響に着目した化学物質審査規制法の改正が進められている。また、農薬の登録時に生態影響評価試験の実施が農薬取締法で義務づけられている。
 しかし、生態影響に関しては、実験室レベルでのOECDテストガイドラインが作成されているものの、わが国特有の生物種や環境要因、実験室レベルの結果が野生生物へ適用できるかどうか等多くの課題が残されている。
 農業生態系では、農薬をはじめ多様な機能をもつ化学物質が利用され、一部系外に流出ししている。これら化学物質の生態系に対するリスク評価、さらにリスク管理を適切に行うためには、上記の問題点に対処する新しい影響評価手法の開発が急務である。本研究会では、現在、国内外で広く使われている生態影響評価法の問題点を整理し、わが国における農薬等化学物質の生態系に及ぼす影響を評価するための研究方向を探る。
 

 
2.講演タイトルと演者
10:00〜10:10 挨 拶 農業環境技術研究所理事長
(背景と動向)  
10:10〜10:50 生態影響を考慮した環境リスク管理制度について
  環境省・農薬環境管理室 早川泰弘
10:50〜11:30 海外における農薬の生態影響評価法
  バイエルクロップサイエンス(株) 星野敏明
(新たな挑戦)  
11:30〜12:10 河川水中農薬の藻類影響評価法−室内試験を中心に−
  農業環境技術研究所 石原 悟
   
12:10〜13:10 (昼休み)  
13:10〜13:50 野外モデル水界を用いた生態影響調査
  (社)日本植物防疫協会 藤田俊一
13:50〜14:30 水田地帯での農薬散布による生態影響調査
  (株)エスコ 北條敏彦
14:30〜14:50 (休憩)  
14:50〜15:30 生態学からみた化学物質の生態影響評価手法
  農業環境技術研究所 池田浩明
(展望と提案)  
15:30〜16:10 農薬等の生態影響評価手法の今後のあり方
  島根大学生物資源科学部 山本廣基
16:10〜17:00 総合討論
 

 
参集範囲   国公立・独立行政法人試験研究機関、大学、行政部局、関係団体等
 
  参加申し込み・問合せ先
  農業環境技術研究所 化学環境部 有機化学物質研究グループ長 長谷部亮
  305-8604  茨城県つくば市観音台3-1-3
  TEL & FAX  029-838-8301
  E-mail  hasebe@niaes.affrc.go.jp
 

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