第21回土・水研究会:
農耕地における重金属汚染土壌の修復技術の現状と展望

 
 
趣 旨
 
 食品中のカドミウムのリスク評価結果が今年の6月にJECFA(FAO/WHO合同食品添加物専門家委員会)から公表され、来年早々にもCodexの本会議で、カドミウム濃度に関する新基準値が討議される予定である。
 
 このような国際的な動きに呼応して、農林水産省では主要農作物のカドミウム濃度を低減するためのプロジェクト研究を積極的に推進し、農業環境技術研究所を中心に、汚染土壌のリスクマッピング、低吸収品種の選抜、汚染土壌のファイトレメディエーションや化学修復などに成果をあげつつある。なかでも、コストや恒久的対策の点から、汚染土壌に対する新しい修復技術の確立が緊急課題になっている。
 
 本研究会では、重金属汚染土壌の修復技術に係わる最近の情勢や問題点を整理する。さらに、上述のプロジェクト研究の成果を中心に、ファイトレメディエーションや化学的洗浄による土壌修復の実際について論議を深めるとともに、新しい修復技術の開発をめざした研究方向を探る。
 

日  時 平成16年2月25日(水) 10:00〜17:00
場  所 農林水産技術会議事務局筑波事務所 つくば農林ホール
主  催 農業環境技術研究所

 

 
プログラム
 

 
1)
 
理事長挨拶           農業環境技術研究所 陽 捷行 10:00-10:10
 
   
2) 汚染土壌修復技術の現状と展望
  農業環境技術研究所 小野信一 10:10-10:50
   
3) ファイトレメディエーションによる重金属汚染土壌の修復技術
1. カドミウム汚染土壌に対するファイトレメディエーションの有効性と問題点
  農業環境技術研究所 杉山 恵・阿江教治 10:50-11:30
2. カドミウム汚染土壌の一貫修復技術体系の確立

 
()植物工学研究所 谷口 彰
 
11:30-12:10
 

 
〈昼 食〉
 

 
3. 秋田県におけるカドミウム汚染土壌の一貫修復技術体系
  秋田県農業試験場 伊藤正志   13:10-13:50
4. ヒ素、鉛汚染土壌のファイトレメディエーション
  ()フジタ 近藤敏仁 13:50-14:30
   
4) 重金属汚染土壌の化学的修復技術
1. 化学資材洗浄によるカドミウム汚染土壌修復技術の開発
  農業環境技術研究所 牧野知之
 
14:30-15:10

 
〈休 憩〉
 

 
2. 電気泳動技術を用いた重金属汚染土壌の修復技術の開発
  滋賀県立大学 川地 武 15:30-16:10
   
5) 総合討論 −新たな土壌修復技術の開発に向けた研究戦略−
  農業環境技術研究所 今井秀夫 16:10-17:00
 

参 集 範 囲
 

 
独立行政法人研究機関、公立試験研究機関、大学、
 関係団体、行政部局等
問い合わせ先 農業環境技術研究所 重金属研究グループ 小野信一
    305-8604 つくば市観音台3-1-3
    TEL029-838-8311 FAX029-838-8199
    E-mail: onos@niaes.affrc.go.jp

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