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農業生物資源研究所メールマガジン 63号 2012年7月17日 |
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□■目次■□ |
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<イベント・行事案内> |
1) 「ゲノム情報を活用した作物の新品種開発の最前線」の開催 |
2) 「市民と研究者が一緒に考える遺伝子組換え」参加者募集中(再掲) |
3) 「2012年つくばちびっ子博士」参加者募集中 |
4) 「NIASオープンカレッジ」受講生募集中 |
5) 「2012夏休みサイエンススクエア」に出展します。 |
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<プレスリリース> |
6) 昆虫の『変身』を抑える遺伝子のスイッチのしくみを世界で初めて解明 -狙いの害虫にのみ作用する薬剤の開発に期待- |
7) 殺虫性タンパク質に抵抗性を示す昆虫遺伝子を発見 -BT剤とBt組換え作物に対する害虫の抵抗性のしくみ解明と対策に期待- |
8) 昆虫の成長を操る酵素をカビから発見 -昆虫の脱皮・変態・休眠の操作が可能に- |
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<刊行物のおしらせ> |
9) 「農業生物資源研究所ニュース」45号を発行しました |
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<その他> |
10) 遺伝子組換えカイコで医薬品開発に挑戦 |
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<求人> |
11) 任期付研究員(若手育成型)の公募について |
12) 任期付研究員(若手育成型(2ポスト))の公募について |
13) パーマネント研究職員(2ポスト)の公募について |
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<イベント・行事案内> |
1) 「ゲノム情報を活用した作物の新品種開発の最前線」の開催 |
平成20年度から推進している「新農業展開ゲノムプロジェクト」が最終年度を迎え、今後の農業の成長産業化に大きな貢献が期待される多数の成果 が生まれています。こうした中でゲノム情報を活用したイネを中心とした作物の新品種開発技術の最新の研究成果を紹介するとともに、現場に直結した 品種開発や次世代ゲノム研究に関する今後の展開方向を検討するシンポジウムを開催します。
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■ 開催日時:平成24年7月23日㈪ 13:00〜17:30 |
■ 場所:東京大学 伊藤国際学術研究センター 伊藤謝恩ホール 東京都 文京区 本郷7-3-1 |
■ 主催:農林水産省 共催:農業生物資源研究所 |
□ 詳しくはホームページをご覧下さい。 http://www.naro.affrc.go.jp/archive/nias/press/20120608/ |
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2) 「市民と研究者が一緒に考える遺伝子組換え」参加者募集中(再掲) |
応募締切 7月18日㈬
ときどき目にする“遺伝子組換え”という言葉。「なんとなく知っているけど、詳しくは知らないし、やっぱり、なんとなく不安…」 「インターネットで調べても、いろんな意見があって結局わからない…」など遺伝子組換えに対する、皆さんの“?”にお答えしたり、“!”な体験を してみたり、研究者と一緒になって遺伝子組換え技術の現状とこれからについて考えるイベントを開催します。 |
■ 開催日時:平成24年7月28日㈯ 13:00〜17:00 |
■ 場所:茨城県つくば市観音台2-1-2 農業生物資源研究所(本部地区) 構造生物学研究棟付属施設(アネックス)2階 共用第3会議室 |
■ 申込み: 平成24年7月18日(水曜日)までに所定の申込書に必要事項を記載し、ファックスまたはメールにてお申し込み下さい |
□ 詳しくはホームページをご覧下さい。
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3) 「2012年つくばちびっ子博士」参加者募集中 |
応募締切 7月20日(金曜日) ※消印有効
内容 キミも昆虫博士!?〜夏休みに知ろう虫の研究〜
・当たればキミも昆虫博士!カメムシの臭い当てクイズ(7月25日㈬)
・シロアリと遊ぼう!昆虫フェロモンの不思議(8月22日水曜日)
・宇宙でも死なないスーパー昆虫!!ネムリユスリカってどんな虫(両日)
・大わし地区展示室見学(遺伝子組換えカイコの光るドレスなど)(両日)
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■ 開催日時:平成24年7月25日㈬、8月22日㈬ 各日10:30〜11:30、13:30〜14:30、15:30〜16:30の3回(計6回) |
■ 申込み: 平成24年7月20日(金曜日)までに往復はがきでお申し込み下さい。消印有効 |
□ 詳しくはホームページをご覧下さい。 http://www.naro.affrc.go.jp/archive/nias/chibikko2012/ |
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4) 「NIASオープンカレッジ」受講生募集中(再掲) |
応募締切 8月27日㈪
農業生物資源研究所(NIAS)は、「知の市場」及び早稲田大学規範科学総合研究所と共催し、新たに「バイオテクノロジーで拓く食料、医療など への農業生物資源の利用と未来」をテーマに、「NIASオープンカレッジ(本年9月〜12月、15回講義)」を開催します。
また、今年度からは、配信による受講が可能となりましたので、会場に通えない方も受講をご検討下さい。 |
■ 開催日時:平成24年9月6日(木曜日)〜12月13日(木曜日)毎週木曜日 |
■ 場所:主婦会館プラザエフ 3階 コスモス 東京都千代田区六番町15(JR四ッ谷駅 麹町口より徒歩1分) 電話:03-3265-8111 |
■ 主催:独立行政法人農業生物資源研究所、共催:知の市場、早稲田大学規範科学総合研究所 |
□ 詳しくはホームページをご覧下さい。
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5) 「2012夏休みサイエンススクエア」に出展します |
小・中学生を対象とした、国立科学博物館の体験イベントです。 |
■ 開催日時:平成24年7月24日 ㈫〜8月19日 ㈰ 10:00〜16:00 |
■ 主催・場所:国立科学博物館(東京・上野) |
■ 参加費: 無料(材料費がかかる場合があります) 生物研は平成24年8月17日(金曜日)〜8月19日(日曜日)まで、A会場にて「ブロッコリーのDNAをみてみよう」を行います。各日午前 10時〜午後3時の間に7回開催し、各回の定員は6名です。参加は無料ですが、整理券が必要です。 |
□ 詳しくはホームページをご覧下さい。
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<プレスリリース> |
6) 昆虫の『変身』を抑える遺伝子のスイッチのしくみを世界で初めて解明 -狙いの害虫にのみ作用する薬剤の開発に期待-(平成24年6月29日プレスリリース) |
- 幼若ホルモン(JH)は、「Kr-h1」という、昆虫の「変身(変態)」を抑える遺伝子のスイッチをオンにして働かせることが知られています。
- 生物研では、カイコを用いて、そのスイッチのしくみを世界で初めて明らかにしました。
- JHは、「MET」と「SRC」の2種類のタンパク質を介して、「Kr-h1」遺伝子の「JH応答配列」に結合し、この遺伝子のスイッチをオン にします。
- このスイッチのしくみは多くの昆虫に共通なものと考えられます。
- 本研究成果を応用し、JHの作用を妨げる物質の効率的なスクリーニング法を開発しました。
- 本法を用いて、狙いの害虫にのみ効果を示し、他の昆虫には悪影響の少ない薬剤(抗JH剤)の開発が期待されます。
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□ 詳しくはホームページをご覧下さい。
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7) 殺虫性タンパク質に抵抗性を示す昆虫遺伝子を発見 -BT剤とBt組換え作物に対する害虫の抵抗性のしくみ解明と対策に期待- (平成24年7月6日プレスリリース) |
- 昆虫病原細菌が作る殺虫性タンパク質(Bt毒素)に対する抵抗性遺伝子をカイコで突き止めました。
- 消化管で働くABCトランスポーターのタンパク質にアミノ酸1個が挿入されると、カイコはBt毒素抵抗性になることがわかりました。
- BT剤に対する害虫の抵抗性の多くは、ABCトランスポーターの変異が原因と推定され、抵抗性発達の原因究明や対応方法研究の進展が期待されます。
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□ 詳しくはホームページをご覧下さい。 |
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8) 昆虫の成長を操る酵素をカビから発見 -昆虫の脱皮・変態・休眠の操作が可能に- (平成24年7月9日プレスリリース) |
- 昆虫に病気を引き起こすカビから、昆虫の脱皮を引き起こす「脱皮ホルモン」を分解する酵素を発見しました。
- この酵素を使って、重要害虫を含む様々な昆虫の脱皮、変態を阻害したほか、ガの一種では休眠(冬眠)を人為的に引き起こすことに成功しました。
- この酵素を利用することにより、新しい農薬の開発のほか、カイコで有用物質を効率的に生産する技術、有用昆虫を長期保存する技術の開発が進むと期待されます。
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<刊行物のおしらせ> |
9)「農業生物資源研究所ニュース」45号を発行しました。 概要は以下のとおりです |
- 研究トピックス
- ・昆虫の変態を制御する「幼若ホルモン」が働く仕組みを探る
- 研究交流
- ・生物研と中国科学院 遺伝・発生生物学研究所が研究協力に合意
- ・中東・アジアの研究機関幹部がジーンバンクを視察
- 受賞・表彰
- ・日本農薬学会 業績賞
- ・日本植物生理学会 奨励賞
- ・日本畜産学会欧文誌 優秀論文賞
- ・日本育種学会 論文賞
- 会議報告
- ・日本農薬学会 業績賞
- ・日本植物生理学会 奨励賞
- ・日本畜産学会欧文誌 優秀論文賞
- ・日本育種学会 論文賞
- イベント報告
- ・遺伝子組換え農作物の栽培開始
- ・生物研一般公開
- イベント情報
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<その他> |
10) 遺伝子組換えカイコで医薬品開発に挑戦 |
当研究所の遺伝子組換えカイコによる医薬品開発への挑戦についてnippon.com に特集されました。 |
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<求人> |
11) 任期付研究員(若手育成型)の公募について |
公募するポスト名:公募するポスト名:農業生物先端ゲノム研究センター ダイズゲノム育種研究ユニット |
□ 詳しくはホームページをご覧下さい。
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12) 任期付研究員(若手育成型)の公募について |
公募するポスト名:①遺伝子組換え研究センター 遺伝子組換えカイコ研究開発ユニット ②動物科学研究領域 動物生体防御研究ユニット |
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13) パーマネント研究職員(2ポスト)の公募について |
公募するポスト名:①農業生物先端ゲノム研究センター ゲノムリソースユニット(研究職員3級相当)②動物科学研究領域 動物生産生理機能研究ユニット(研究職員3級相当) |
□ 詳しくはホームページをご覧下さい。
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